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J-GLOBAL ID:201502210494538443   整理番号:15A0596858

大規模なゲノムを有する種である植物のベニチョウジ(Cestrum elegans)(ナス科)における異常なテロメアモチーフ(TTTTTTAGGG)nの特性評価

Characterisation of an unusual telomere motif (TTTTTTAGGG)n in the plant Cestrum elegans (Solanaceae), a species with a large genome
著者 (10件):
資料名:
巻: 82  号:ページ: 644-654  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: A1374A  ISSN: 0960-7412  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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異常なテロメア配列の特性評価は,テロメア発生,生物進化,維持及び機能のパターンに光を与える。近縁属であるキチョウジ,Vestia及びSessea属(ナス科ファミリー)由来の植物種は,既知の植物テロメア配列を欠いている。ここで,著者らはベニチョウジ(Cestrum elegans)のテロメアを特徴づけた。それは,その大規模なゲノムサイズと少ない染色体数(1C9.76pg;n=8)なので挑戦しやすい研究であった。著者らは,末端からのDNA及び染色体裂開を消化するBAL31消化酵素を併用する方法を開発した。そして,次世代配列解析(NGS)を用いてRepeatExplorerで分析されたデータを作出するために,それはde novo反復配列の同定と定量のために設計した。著者らは,ベニチョウジにおけるユニークな反復モチーフ(TTTTTTAGGG)nを同定した。それは,半数体ゲノムにつき約30400コピー,テロメアにつき平均1900コピーで生じて,テロメラーゼで合成された。著者らは,テロメラーゼによってモチーフを合成することを示した。ベニチョウジの異常な真核生物(TTTTTTAGGG)nテロメアモチーフの発生は,典型的な被子植物のテロメア(TTTAGGG)n由来のモチーフのスイッチを表した。そのスイッチは,キチョウジ,SesseaとVestia属の分岐で生じた可能性があった。それが起こったときに,モチーフにおける変化はテロメア活性に及ぼす重大な影響をもたらした。したがって,どのようにテロメラーゼ及びテロメアが遺伝変化に反応するかについて研究するために,著者らの所見はユニークな機会を提供した。それは,テロメア機能により光を与える研究であった。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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分子・遺伝情報処理  ,  遺伝子発現 

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