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J-GLOBAL ID：201502210539682703   整理番号：15A0956139

分野別人間工学の現状と将来(14)-子どもを守り育てる人間工学-

著者 (4件)： 小松原明哲 (早稲田大 理工学術院) ,  越山健彦 (千葉工大 社会システム科学) ,  江川賢一 (早稲田大 スポーツ産研) ,  畠中順子 (人間生活工学研究セ)
資料名： 人間工学  (Japanese Journal of Ergonomics)
巻： 51  号： 4  ページ： 217-224  発行年： 2015年08月15日 
JST資料番号： S0258A  ISSN： 0549-4974  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 子ども人間工学の難しさについて議論し,子どもを守る観点から製品安全についての現状と課題を検討し,人間工学における視点と人間特性データと人間工学を教える意義について解説する。子どもの製品事故防止のための安全基準・規格では,製品安全を子どもの体格,動作力から考えるべきである。健全な成長を支援する要件に配慮し,子どもの人間特性データベースを活用すれば,製品の使用安全性を高められる。児童期以降においては,自分の身体を守る安全・健康教育として人間工学を教えることが有益である。

シソーラス用語： *人間工学 ,  *子供 ,  *安全性 ,  特性 ,  安全基準 ,  事故防止 ,  カリキュラム ,  体格 ,  少子高齢化社会 ,  成長 ,  玩具 ,  適応性 ,  国際標準化機構 ,  米国材料試験協会 ,  JIS【規格】 ,  筋力 ,  *身体測定 ,  能力 ,  長さ
準シソーラス用語： ASTM ,  ISO【国際機関】 ,  健康教育カリキュラム ,  最大筋力 ,  子どもの発達 ,  少子化社会 ,  身体能力 ,  *人間特性 ,  *人体計測 ,  寸法 ,  *製品安全 ,  適合性 ,  認知特性

分類 (1件)： 人間機械系  (IB03000G)

引用文献 (25件)：

• 1) Lueder R, Berg Rice VJ (eds): Ergonomics for Children: Designing products and places for toddler to teens, CRC Press, London, 2007
• 2)持丸正明, 西田佳史, 他:子ども計測ハンドブック, 朝倉書店, 東京, 2013
• 3)小松原明哲:子ども人間工学の諸課題:子どもの人間工学委員会をまとめて, 48(suppl), 102-103, 2012
• 4)日本人間工学会生体計測部会・日本人間工学会衣服部会協力:生体計測の標準化に関する報告書, 人間工学, 6(1), 25-41, 1970
• 5)通商産業省工業技術院・日本規格協会・JIS衣料サイズ推進協議会:日本人の体格調査報告書-既成衣料の寸法基準作成のための-(1978~1981), 日本規格協会, 1984

タイトルに関連する用語 (4件)： 人間工学 ,  現状 ,  将来 ,  子ども