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J-GLOBAL ID:201502210589074780   整理番号:15A1052656

タラタンパク質の低摂取は肥満Zucker fa/faラットにおける成長と,血清および組織脂肪酸組成,食後低血清グルコース,および空腹時遊離脂肪酸濃度の改善に十分である

A low dietary intake of cod protein is sufficient to increase growth, improve serum and tissue fatty acid compositions, and lower serum postprandial glucose and fasting non-esterified fatty acid concentrations in obese Zucker fa/fa rats
著者 (6件):
資料名:
巻: 54  号:ページ: 1151-1160  発行年: 2015年10月 
JST資料番号: C0778B  ISSN: 1436-6207  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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目的:ラットの研究では,魚肉タンパク質が脂質および血糖調節を改善し,その結果,肥満関連併存症の治療で有望なツールになる可能性が示唆された。これまで,魚肉タンパク質に関するすべての既報のラット研究では,魚由来のタンパク質を50%または100%使用する計画であった。健康食の唯一のタンパク源に魚を用いることは多くなく,そのようにアドバイスすることもないため,低用量魚肉タンパク質食の影響に関する機能的解析が必要である。本研究では,低用量のタラタンパク質が肥満Zucker fa/faラットのグルコース恒常性と脂質代謝に影響するかどうかを検討することとした。方法:肥満Zucker fa/faラット雄12匹に,総蛋白質摂取量の25%をタラタンパク質,残り75%をカゼインとする食餌(COD)または100%カゼイン食(CAS)を4週間摂取させた。結果:CODラットでは,4週間後に脂肪蓄積や大腿筋肉量に影響せずに高体重を達成したものの,肝重量と肝コレステロール値はCASラットより高くなった。遊離脂肪酸の空腹時血清濃度と食後2時間の血糖値はCASよりもCODで低くなった。脂肪酸代謝はCOD食による有益な影響を受け,例えば,CASと比較して血清,肝臓,および脂肪組織中の高いn-3/n-6 PUFA比が認められた。結論:タラタンパク質の低摂取(タンパク質摂取量の25%)は,肥満fa/faラットにおける脂質代謝と食後血糖調節に有益な影響を及ぼすのに十分であった。Copyright 2014 Springer-Verlag Berlin Heidelberg Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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食品蛋白質  ,  食品の化学・栄養価  ,  動物の代謝と栄養一般 
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