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J-GLOBAL ID:201502210646505636   整理番号:15A1106687

大麦を主原料とした配合飼料を用いた雄子ヤギの育成

Use of Barley Grain as Main Feed Ingredient for Growing Male Goats
著者 (5件):
資料名:
巻: 58  号:ページ: 165-178  発行年: 2015年09月30日 
JST資料番号: L2633A  ISSN: 2185-081X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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本研究では,大麦を主原料とした配合飼料が子ヤギの育成に利用可能か否かを調べた。実験1では,雄ヤギ6頭(日本ザーネン種×ヌビアン種,2.4才齢)を供試した。3週間に亘り,アルファルファヘイキューブの給与量を徐々に減少させ,大麦の給与量を1日に50gずつ飽食に達するまで増量した。大麦50%給与時の第一胃液性状及び第一胃収縮頻度は正常であり,鼓張症やアシドーシスは観察されなかった。実験2では,雄ヤギ12頭(日本ザーネン種×ヌビアン種,3カ月齢)が2区(対照飼料区(CFG),大麦配合飼料区(BFG))に6頭ずつ配置された。CFGにはコーン43%配合飼料を,BFGには大麦43%配合飼料を給与した。各配合飼料及びアルファルファヘイキューブは,個別に1日2回給与した。乾草と飲水は自由摂取させた。3-12カ月齢まで,体重及び体各部位のサイズを月1回測定した。12カ月齢時に屠畜し,枝肉及びロース肉の性状を分析した。各配合飼料及びアルファルファヘイキューブは,給与量全量が採食された。乾草採食量は,CFGと比較してBFGが4カ月齢までは有意に少なく,5カ月齢以降は有意に多かった。BFGにおける動物の成長速度及び枝肉重量は,CFGより有意に大きかった。BFGのロース肉は,CFGよりγ-アミノ酪酸やカルノシンを多く含んでいた。本研究の結果は,大麦がヤギ育成用飼料の主原料として利用できることを示している。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
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羊,山羊  ,  配合飼料  ,  飼養管理 
引用文献 (29件):
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