文献

J-GLOBAL ID：201502210669111929   整理番号：15A0966874

超精密切削加工における工具摩耗が切削特性に与える影響

Influence of Tool wear on Cutting Characteristics in Ultra-precision Cutting

著者 (7件)： IIDA Tomohiro (Toyama Prefectural Univ.) ,  MAEDA Yukio (Toyama Prefectural Univ.) ,  HIRASE Daisuke (Toyama Prefectural Univ.) ,  KAMIYA Kazuhide (Toyama Prefectural Univ.) ,  TANAKA Hideaki (Toyama Prefectural Univ.) ,  KATO Kazuya (Shonan Inst. Technol.) ,  YAZAWA Takanori (Nagasaki Univ.)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 656/657  ページ： 302-307  発行年： 2015年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： レーザプリンタに使用されるAl合金製光学部品には,光学収差,回折光などの低減が要求されている。Al合金の超精密切削加工において表面不連続性の発生における工具摩耗の影響を調べた。ダイヤモンド平バイトを使用し,Al・Mg合金(A5186)及びAl・Si合金(AHS)に対して工具摩耗角γ,切れ刃後退量を測定した。その結果,AHS材は,切れ刃後退量が大きいので,AHS材を用いて加速摩耗させ,切れ刃後退量,表面粗さ,切削力への影響を調べた。その結果,工具摩耗角γが増加すると切れ刃後退量の増加率は減少し,γ=40°では7倍の耐磨耗性向上となった。工具摩耗角が増加すると切削距離は長くなった。切削距離が増加しても主分力は一定であったが,背分力は増加した。

シソーラス用語： レーザプリンタ ,  *アルミニウム合金 ,  *超精密加工 ,  *工具摩耗 ,  バイト ,  マグネシウム合金 ,  ケイ素合金 ,  表面粗さ ,  切削抵抗 ,  耐摩耗性
準シソーラス用語： ダイヤモンドバイト ,  *超精密切削加工

分類 (2件)： 旋削,中ぐり  (QC02020G) ,  切削一般  (QC02010V)

タイトルに関連する用語 (3件)： 超精密切削加工 ,  工具摩耗 ,  切削