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J-GLOBAL ID：201502210828026695   整理番号：15A0845670

NaF及びAgFをカチオン化マトリックスとして用いるエレクトロスプレイ帯電液滴衝撃/二次イオン質量分析(EDI/SIMS)

Electrospray droplet impact/secondary ion mass spectrometry (EDI/SIMS) using NaF and AgF as cationization matrices

著者 (6件)： TAKAISHI R. (Clean Energy Res. Center, Univ. of Yamanashi, Kofu, 400-8511, JPN) ,  HIRAOKA K. (Clean Energy Res. Center, Univ. of Yamanashi, Kofu, 400-8511, JPN) ,  WADA H. (Kyushu Okinawa Agricultural Res. Center, National Agriculture and Food Res. Organization, 496 Izumi, Chikugo ...) ,  MORITA S. (Kyushu Okinawa Agricultural Res. Center, National Agriculture and Food Res. Organization, 496 Izumi, Chikugo ...) ,  NAKASHIMA T. (Dep. of Biomechanical Systems, Fac. of Agriculture, Ehime Univ., 3-5-7 Tarumi, Matsuyama, 790-8566, JPN) ,  NONAMI H. (Dep. of Biomechanical Systems, Fac. of Agriculture, Ehime Univ., 3-5-7 Tarumi, Matsuyama, 790-8566, JPN)
資料名： Surface and Interface Analysis  (Surface and Interface Analysis)
巻： 47  号： 8  ページ： 832-837  発行年： 2015年08月 
JST資料番号： E0709A  ISSN： 0142-2421  CODEN： SIANDQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らは前報で,金属フッ化物がエレクトロスプレイ帯電液滴衝撃/SIMSにおけるカチオン化マトリックスとして有用である可能性を示唆した。本研究では,NaF及びAgFをシクロデキストリン(CD),ポリエチレングリコール(PEG),ポリスチレン(PS),ニンニク汁及び薄切り玄米用のカチオン化マトリックスとして用いた。EDI質量スペクトルは,マトリックスを用いない場合と用いた場合で測定した。NaFマトリックスを用いてCD及びPEGを測定した場合に[M+Na]⁺イオン量が増加し,AgFマトリックスを用いてPSを測定した場合に[M+Ag]⁺イオン量が増加した。しかし,マトリックスの添加はニンニク汁試料及び薄切り玄米試料のカチオン化には無効であった。これは,Na⁺あるいはAg⁺を含む試薬イオンと,試料中に存在するオリゴ糖のK⁺付加物との間のCoulomb斥力によるものと推定される。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フッ化ナトリウム ,  *フッ化銀 ,  *エレクトロスプレイイオン化 ,  衝突 ,  *二次イオン質量分析 ,  *イオン化 ,  シクロデキストリン ,  ポリエチレンオキシド ,  ポリスチレン ,  ニンニク ,  玄米 ,  *マトリックス効果 ,  魔法数
準シソーラス用語： 液滴衝突 ,  *カチオン化 ,  ポリエチレングリコール

分類 (2件)： 質量分析計  (BD02060M) ,  質量分析  (CC03013N)

タイトルに関連する用語 (10件)： NaF ,  カチオン化 ,  マトリックス ,  エレクトロスプレイ ,  帯電 ,  液滴 ,  衝撃 ,  二次イオン質量分析 ,  EDI ,  SIMS