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J-GLOBAL ID：201502210922863746   整理番号：15A1256157

2014/15冬期における北海道中標津町での吹雪予測システム試験運用について

著者 (3件)： 根本征樹 (防災科研 雪氷防災研究セ) ,  上石勲 (防災科研 雪氷防災研究セ) ,  中村一樹 (防災科研 雪氷防災研究セ)
資料名： 東北の雪と生活
号： 30  ページ： 51-54  発行年： 2015年10月01日 
JST資料番号： L6856A  ISSN： 0917-6217  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 効果的な吹雪災害対策手法の検討の一環として,昨年に引き続き吹雪発生予測システムの試験運用を実施した結果について報告した。今冬季の試験は,北海道中標津郡中標津町で実施した。方法は,既存の雪氷災害発生予測システムの一部をなす吹雪予測モデルを用いて,中標津町周辺の吹雪強度に関わる諸量(視程,吹雪量など)を5kmメッシュ毎に予測した。ここで,気象要素の予測データは気象庁メソスケールモデルによる格子点データを用いた。また,この吹雪予測のほか,ライブカメラ等による吹雪のモニタリングも実施した。今冬季の試験運用の結果,この吹雪予測システムは,暴風雪警報時においてその発生タイミング,継続時間については概ね適切に予測できていたことなどが分かった。

シソーラス用語： *吹雪 ,  システム ,  北海道 ,  運用 ,  強度 ,  視距 ,  積雪 ,  監視 ,  予測 ,  気象観測 ,  大気モデル
準シソーラス用語： 気象モデル ,  視程 ,  吹雪強度 ,  吹雪予測 ,  吹溜り ,  予測システム

分類 (2件)： 天気予報  (DC05020O) ,  自然災害  (RA02030M)

引用文献 (4件)：

• 北海道新聞(2015):朝刊,2015年3月1日.
• 石田純一(2005):新しいメソ数値予報モデル,平成17年度数値予報研修テキスト(気象庁予報部),14-17.
• Nakai, S., Sato, T., Sato, A., Hirashima, H., Nemoto, M., Motoyoshi, H., Iwamoto, K., Misumi R., Kamiishi, I., Kobayashi, T., Kosugi, K., Yamaguchi, S., Abe, O. and Ishizaka, M. (2012): A Snow Disaster Forecasting System (SDFS) constructed from field observations and laboratory experiments, Cold Regions Science and Technology, 70, 53-61.
• Saito, K., T. Fujita, Y. Yamada, J. Ishida, Y. Kumagai, K. Aranami, S. Ohmori, R. Nagasawa, S. Kumagai, C. Muroi, T. Kato, H. Eito and Y. Yamazaki (2006): The operational JMA nonhydrostatic mesoscale model, Monthly Weather Review, 134, 1266-1298.

タイトルに関連する用語 (6件)： 冬期 ,  北海道 ,  吹雪 ,  予測 ,  システム試験 ,  運用