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J-GLOBAL ID:201502210942521108   整理番号:15A1184371

Saccharomyces cerevisiaeによるセルロース系エタノール生産の細胞表面提示と分泌に基づく組合せ戦略

Combined cell-surface display- and secretion-based strategies for production of cellulosic ethanol with Saccharomyces cerevisiae
著者 (9件):
資料名:
巻:号: Sept  ページ: 8:162 (WEB ONLY)  発行年: 2015年09月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景:異種セルラーゼを生産するSaccharomyces cerevisiaeの操作は,木質繊維素からのバイオエタノール生産の有望な戦略と考えられている。セルラーゼの生産は,2つの戦略のうちの一つ,すなわち,細胞表面上の酵素提示,または培地中への酵素の分泌によって通常行なわれる。しかしながら,筆者らの知る限りでは,酵母株の2つの戦略の組合せは利用されていない。結果:本研究では,細胞表面提示,分泌または組合せ戦略を用いて,異種エンドグルカナーゼ(EG)およびセロビオヒドラーゼI(CBHI)を,β-グルコシダーゼ提示S.cerevisiae株で生産した。(両酵素が細胞表面に提示されるか,または両酵素が周囲培地中に分泌される)EG-D-CBHI-DおよびEG-S-CBHI-S株は,(EGが細胞表面に分泌される,およびCBHIが分泌されるか,またはその逆の)EG-D-CBHI-SおよびEG-S-CBHI-D株よりも高いエタノール生産(10g/Lリン酸膨張セルロースからそれぞれ,2.9および2.6g/L)を示した。3つのサイクルで繰り返されたバッチ発酵後,EG-D-CBHI-D株のセルロース分解能は,EG-S-CBHI-S株よりも1.7倍高いレベルで,第1のバッチの60%を維持していた。結論:本研究は,同じ空間に(細胞表面上に,または培地中に)EGおよびCBHIを配置することが,非晶質セルロースに基づくエタノール発酵に好都合であることを実証した。さらに,細胞表面提示戦略によって酵素を生産するセルロース分解性酵母株は,分泌戦略によって酵素を生産する株と比較して,細胞再利用するバッチ発酵で良好に機能した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
微生物酵素の生産  ,  生物燃料及び廃棄物燃料 

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