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J-GLOBAL ID:201502210948538800   整理番号:15A0859699

糖度と摂食時期は寄生バチの摂食特性と生存に影響を与える

Sugar concentration and timing of feeding affect feeding characteristics and survival of a parasitic wasp
著者 (4件):
資料名:
巻: 79  ページ: 10-18  発行年: 2015年08月 
JST資料番号: C0585A  ISSN: 0022-1910  CODEN: JIPHAF  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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食物源のアベイラビリティは,特に花蜜や蜜滴が空間的又は時期的に不十分な生態システムに生息する捕食寄生者の生存にとって重要である。それゆえ,単一食の価値でさえ生存に重要になってくる。Psyttalia lounsburyiは捕食寄生者で,オリーブミバエであるBactrocera oleaeの生物学的防除剤である。P.lounsburyiの基本的な栄養生態学と生存におけるその役割の理解を深めるため,雌や雄のハチの寿命に及ぼす単一スクロース食の影響について評価した。実験では,羽化後の異なる時間(羽化の0,1,2,又は3日後)に様々な濃度のスクロース(0.5,1,及び2M)を与えたハチの摂食継続時間,摂取量,スクロース消費量,エネルギー含量,及び寿命を測定した。その結果,寿命はスクロース濃度や摂食時期によって大きく影響を受けることが分かった。雌では,スクロースを摂取すると生存の尤度が水だけのコントロールに比べて32.3%~95.4%の様々な度合いで増加した。また,最も高いスクロース濃度と年老いたハチで最も長い摂食継続時間が見られた。摂取した糖量とエネルギー摂取は,糖度が増加するにつれ,ある程度まで増加した。これらの結果から,P.lounsburyiは,羽化2日又は3日後与えられたスクロース中間体濃度(1M)で最も大きな便益を得ることが分かった。寿命の増加と摂食継続時間の制限,及び付随的栄養摂取のバランスの見つける重要性を示す結果となり,現実にハチの生存に必要であることが明らかになった。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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動物生理一般  ,  個生態学  ,  生物的防除 
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