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J-GLOBAL ID:201502210961261036   整理番号:15A1164488

骨再生のための基本線維芽細胞成長因子カプセル封じPCLナノ/マイクロファイバ複合足場

Basic fibroblast growth factor-encapsulated PCL nano/microfibrous composite scaffolds for bone regeneration
著者 (8件):
資料名:
巻: 76  ページ: 8-16  発行年: 2015年10月12日 
JST資料番号: D0472B  ISSN: 0032-3861  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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細胞生存率および組織再生を改善するために,基本線維芽細胞増殖因子(bFGF)封入ポリ(ε-カプロラクトン)(PCL)ナノ/マイクロファイバ足場を作製した。bFGFでカプセル封じしたPCLナノ繊維およびマイクロファイバは,それぞれエマルションエレクトロスピニングおよび溶融エレクトロスピニングによって製造した。PluronicF-127を含むエマルションは,水相および油相の両方に対して高い親和性を有したので,エマルションのエレクトロスピン性は,PluronicF-127の添加によって改善した。共焦点レーザー走査顕微鏡(CLSM)により,蛋白質カプセル封じナノファイバ成分のコア-シェル構造を観察した。CLSM観察の結果から,ナノファイバ繊維内の蛋白質充填粒子の大きさおよびその充填効率は,乳化剤の添加およびその濃度によって影響することくぉ見出した。また「蛋白質/SA」群は,「蛋白質のみ」群よりもナノファイバのコアに小さな粒子を有する粘弾性水相を含んでいた。蛋白質放出挙動から,エマルションエレクトロスピニングによって調製した蛋白質カプセル封じナノ繊維は,水環境において安定であり体液などのNaイオン含有媒体中でのみ放出することは明らかであった。in vitro細胞増殖において490nmでのbFGFを有する「蛋白質/SA」群の光学密度は,細胞培養期間中の「なし」および「蛋白質のみ」群のものよりわずかに高かった。in vivo骨再生において,bFGFでカプセル封じしたナノ/マイクロファイバ複合足場は,欠損の中心に新生骨を形成した唯一の群であった。その結果bFGFでカプセル封じしたナノ/マイクロファイバ複合骨格は,骨再生分野で使用する可能性を示唆した。Copyright 2016 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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固形製剤  ,  細胞分裂・増殖 

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