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J-GLOBAL ID：201502211027991948   整理番号：15A0780943

テストカバレッジを用いた新しいテスト駆動開発プロセスの提案

著者 (2件)： 坂本一憲 (国立情報学研) ,  土肥拓生 (国立情報学研)
資料名： 情報処理学会研究報告(Web)  (IPSJ Technical Report (Web))
巻： 2015  号： SE-187  ページ： VOL.2015-SE-187,NO.34 (WEB ONLY)  発行年： 2015年03月05日 
JST資料番号： U0451A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： テスト駆動開発は製品コードを記述する前にテストコードを記述することで,品質の高いコードの記述を実現する。従来のテスト駆動開発のプロセスには,テストコードの要件を満たすように製品コードを記述するというステップが含まれているが,意図せずテストが実行しない箇所を含む製品コードを記述するケースが起こりうる。本論文では,記述した製品コードのテストカバレッジを100%に維持するという制約を加えることで,より厳格なテスト駆動開発のプロセスを提案する。被験者実験を実施して,意図せずテストが実行しない箇所を含む製品コードを記述することがあること,また,製品コードのテストカバレッジを100%に維持しながら製品コードを記述できることを確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： *ソフトウェア開発 ,  *プログラム検査 ,  実証実験 ,  *プログラム検証 ,  テストパターン ,  コード
準シソーラス用語： *テスト駆動開発 ,  *テストカバレッジ ,  テストコード

分類 (2件)： 計算機システム開発  (JD02010R) ,  その他のシステムプログラミング  (JD03070M)

引用文献 (8件)：

• Beck, Kent : Test-driven development: by example, Addison-Wesley Professional, (2003).
• Shah, Hina and Harrold, Mary Jean: Studying Human and Social Aspects of Testing in a Service-based Software Company: Case Study, Proceedings of the 2010 ICSE Workshop on Cooperative and Human Aspects of Software Engineering, pp. 102-108 (2010).
• Williams, Laurie and Maximilien, E Michael and Vouk, Mladen: Test-driven development as a defect-reduction practice, Software Reliability Engineering, 2003. ISSRE 2003. 14th International Symposium on, pp. 34-45(2003).
• Desai, Chetan and Janzen, David and Savage, Kyle: A Survey of Evidence for Test-driven Development in Academia, SIGCSE Bull, Volume 40, Issue 2, pp. 97-101 (2008).
• Maximilien, E.M. and Williams, L.: A structured experiment of test-driven development, Information and Software Technology, Volume 46, Issue 5, pp. 337-342 (2004).

タイトルに関連する用語 (4件)： テストカバレッジ ,  テスト駆動開発 ,  プロセス ,  提案