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J-GLOBAL ID：201502211075875410   整理番号：15A1203305

YファミリーDNAポリメラーゼによって触媒されるかさ高いDNA付加物のバイパスに対する機構的基礎

Mechanistic Basis for the Bypass of a Bulky DNA Adduct Catalyzed by a Y-Family DNA Polymerase

著者 (6件)： VYAS Rajan (Ohio State Univ., Ohio, USA) ,  EFTHIMIOPOULOS Georgia (Ohio State Univ., Ohio, USA) ,  TOKARSKY E. John (Ohio State Univ., Ohio, USA) ,  MALIK Chanchal K. (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  BASU Ashis K. (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  SUO Zucai (Ohio State Univ., Ohio, USA)
資料名： Journal of the American Chemical Society  (Journal of the American Chemical Society)
巻： 137  号： 37  ページ： 12131-12142  発行年： 2015年09月23日 
JST資料番号： C0254A  ISSN： 0002-7863  CODEN： JACSAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者らはSulfolobus solfataricus DNAポリメラーゼIV(Dop4)による合成DNA鋳型に部位特異的に配置された1-ニトロピレン由来マイナーDNA付加物8-(デオキシグアノシン-N²-イル)-1-アミノピレン(dG^1,8)のバイパスの前定常状態反応速度論的分析を行なった。また,正しいdCTPの有無におけるdG^1,8損傷を含むDop4とDNA基質の二元と三元複合体が結晶化され,X線回折によって構造解析された。その結果,損傷バイパス時Dop4活性中心での損傷DNA基質,特に鋳型dG^1,8,の異常なコンフォメーションを明らかにした。さらに,モデルYファミリーDNAポリメラーゼによって触媒されるdG^1,8バイパスに対する最少反応機構の提案複合体に重要な構造的洞察を提供した。

シソーラス用語： *DNA付加物 ,  *DNAポリメラーゼ ,  *バイパス ,  Sulfolobus ,  忠実度 ,  オリゴヌクレオチド ,  ヌクレオチド配列 ,  反応中間体 ,  ゲル電気泳動 ,  反応速度論 ,  親和性 ,  マグネシウム化合物 ,  金属イオン ,  カルシウム化合物 ,  X線構造解析 ,  結晶構造 ,  立体配座 ,  タンパク質核酸複合体 ,  プライマー【遺伝】 ,  鋳型【遺伝】 ,  活性部位 ,  結合 ,  *酵素反応機構 ,  *DNA複製 ,  DNA損傷 ,  結晶化 ,  X線回折 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族カルボン酸 ,  アミノカルボン酸 ,  ジアミン ,  シトシンヌクレオチド ,  デオキシリボヌクレオチド
準シソーラス用語： *DNAポリメラーゼIV ,  DNA結合 ,  EMSA【アッセイ】 ,  Sulfolobus solfataricus ,  オリゴDNA ,  カルシウムイオン ,  マグネシウムイオン ,  結合親和性 ,  *損傷乗り越えDNA合成 ,  蛋白質結晶化

分類 (4件)： 分子構造  (EB03020Y) ,  酵素一般  (EB09010D) ,  核酸一般  (EB04010U) ,  遺伝子の複製  (EC02030F)

物質索引 (3件)： 1-ニトロピレン ,  EDTA ,  デオキシシチジン三りん酸

タイトルに関連する用語 (7件)： ファミリー ,  DNAポリメラーゼ ,  触媒 ,  かさ ,  DNA付加物 ,  バイパス ,  基礎