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J-GLOBAL ID:201502211120826523   整理番号:15A1079634

ゾルゲル法により作製したWO3-TiO2-ZnO複合材料膜の構造およびフォトクロミック特性に及ぼすクエン酸の影響

Effect of citric acid on structure and photochromic properties of WO3-TiO2-ZnO composite films prepared by a sol-gel method
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巻: 41  号: 10 PA  ページ: 12638-12643  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: H0705A  ISSN: 0272-8842  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,調整剤としてクエン酸を用いたゾルゲル法により,WO3-TiO2-ZnO複合材料膜の作製に成功した。作製した膜の微細組織およびフォトクロミック特性に及ぼす前駆体溶液中のクエン酸濃度の影響をFourier変換赤外(FT-IR)分光法,走査電子顕微鏡法(SEM)および紫外可視近赤外分光法によって評価した。クエン酸は前駆体の安定性を高め,均一な複合材料膜の形成を支援した。しかし,SEM観察の結果,クエン酸の濃度が0.6Mを超えると膜中で粒子が凝集することが分かった。次に,クエン酸を添加した前駆体から作製した全ての試料のフォトクロミック特性は,クエン酸を含まない場合と比べて明らかに改善されることが分かった。特に,0.6Mのクエン酸を添加した試料は最高のフォトクロミック特性を示した。最後に,0.6Mのクエン酸を添加した試料について,紫外可視吸収および漂白吸収スペクトルの時間依存性などの詳細なフォトクロミック特性をさらに調べた。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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