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J-GLOBAL ID：201502211251988413   整理番号：15A0814812

[Y₀-H]^---および[Y₀]^--フラグメントイオンの比によって示されるダイズ種子中に存在するイソフラボンの4’-O位でのグリコシル化

Isoflavones present in soybean seeds can be glycosylated at 4′-O position as indicated by the ratio of [Y₀-H]^- and [Y₀]^- fragment ions

著者 (2件)： BESZTERDA Monika (Dep. of Chemistry, Poznan Univ. of Life Sciences, Fac. of Wood Technol., Wojska Polskiego 75, 60-625, Poznan, POL) ,  FRANSKI Rafal (Fac. of Chemistry, Adam Mickiewicz Univ., Umultowska 89B, 61-614, Poznan, POL)
資料名： Journal of Mass Spectrometry  (Journal of Mass Spectrometry)
巻： 50  号： 4  ページ： 672-675  発行年： 2015年04月 
JST資料番号： D0604A  ISSN： 1076-5174  CODEN： JMSPFJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ダイズ種子中に存在するゲニステイン,ダイドゼイン,グリシテインといったイソフラボンが7-位でグリコシル化されて,7-O-グルコシド(ゲニスチン,ダイドジン,グリシチン)を形成することは広く知られている。高コーン電圧の負イオンモードのHPLC-ESI-MSを用いてダイズ種子のメタノール抽出物を分析して,これらのイソフラボンが7-位だけでなく4’-O位でもグリコシル化されることを見出した。CIDによるフラボノイド配糖体の糖損失は糖の分子構造ではなく糖の置換位置に影響され,[Y₀-H]^-/[Y₀]^-フラグメントイオン比はグリコシル化位置に強く依存する。高コーン電圧のHPLC-ESI-MSで得たフラグメントイオン比の値は,4’-O位でグリコシル化されたイソフラボンの存在を示している。

シソーラス用語： *グリコシル化 ,  ダイズ ,  種子 ,  イオン ,  HPLC-MS分析 ,  *エレクトロスプレイイオン化質量分析 ,  アグリコン ,  電圧 ,  アシル化 ,  *配糖体 ,  衝突誘起解離 ,  ケトン ,  酸素複素環化合物 ,  イソフラボノイド ,  芳香族縮合化合物 ,  フェノール類 ,  フェノールエーテル ,  多価フェノール ,  ヒドロキシケトン ,  ジオール
準シソーラス用語： CID【質量分析】 ,  HPLC-ESI-MS ,  コーン電圧 ,  フラグメントイオン ,  *フラボノイド配糖体 ,  印加電圧

分類 (3件)： グリコシド,配糖体  (CF10057O) ,  付加反応,脱離反応  (CF02030M) ,  質量分析  (CC03013N)

物質索引 (7件)： イソフラボン ,  グリシテイン ,  ゲニステイン【フラボノイド】 ,  ダイドゼイン ,  6′′-O-マロニルゲニスチン ,  6′′-O-マロニルダイドジン ,  6′′-O-マロニルグリシチン

タイトルに関連する用語 (6件)： フラグメントイオン ,  比 ,  ダイズ ,  種子 ,  イソフラボン ,  グリコシル化