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J-GLOBAL ID:201502211284255097   整理番号:15A0735254

カポック繊維の各種油分に対する吸着性と接着性

Adsorption and adhesiveness of kapok fiber to different oils
著者 (5件):
資料名:
巻: 296  ページ: 101-111  発行年: 2015年10月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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カポックのディーゼル油,植物油,潤滑油及び使用済み潤滑油の如き各種油分に対する吸着性及び接着性を,液滴形状に関するCarroll’s理論に基づく繊維上油滴ミクロ収着実験を行って,繊維に吸着された油滴の粒径及び接着エネルギー分布によって定量的に評価した。同時に,比較のために他のミクロポリエステル繊維についても調査した。カポック繊維が,低い表面エネルギー40.64mN/m,高い疎水性及び油濡れ性を示すことを見出した。本繊維は,水に対して最大151°の高い接触角を示し,乳化状態(0.1~25μm)から分散状態(25~100μm)に亘る平均液滴粒径を有する4種の油分を吸着した。カポックの4種の油分に対する平均接着エネルギーは,3.78×10-11-9.40×10-11Jで,最大値は植物油の場合であった。カポックと較べると,ポリエステル繊維は,その微細性に起因する比表面積の大きさのため,乳化状態にある平均粒径を有する多数の微小油滴を吸着したが,比較的高い表面エネルギー59.15mN/mのせいで,1.49×10-11~2.27×10-11の平均液滴接着エネルギーを有する吸着油分を保持するには不十分な接着性を示し,低い流入速度条件下での二次精密ろ過用ろ材としての用途に一層適していると思われる。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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その他の汚染原因物質  ,  用水の物理的処理  ,  下水,廃水の物理的処理 
タイトルに関連する用語 (5件):
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