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J-GLOBAL ID：201502211339617007   整理番号：15A0429360

ヌクレオソーム梱包と安定性にCpGメチル化の影響は無視できることをナノ孔は示唆した

Nanopores Suggest a Negligible Influence of CpG Methylation on Nucleosome Packaging and Stability

著者 (6件)： LANGECKER Martin (Technische Univ. Muenchen, Garching, DEU) ,  IVANKIN Andrey (Northeastern Univ., Massachusetts, USA) ,  CARSON Spencer (Northeastern Univ., Massachusetts, USA) ,  KINNEY Shannon R. M. (Western New England Univ., Massachusetts, USA) ,  SIMMEL Friedrich C. (Technische Univ. Muenchen, Garching, DEU) ,  WANUNU Meni (Northeastern Univ., Massachusetts, USA)
資料名： Nano Letters  (Nano Letters)
巻： 15  号： 1  ページ： 783-790  発行年： 2015年01月 
JST資料番号： W1332A  ISSN： 1530-6984  CODEN： NALEFD  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ナノ孔(φ~2.8nm)を設けた窒化ケイ素(SiN)薄膜により二層に隔てたイオン溶液の一方に,再構成したヌクレオソーム(CpGメチル化,また非メチル化DNA-ヒストン複合体)を加え,定電圧の電気泳動によるナノ孔への捕捉をイオン電流の急峻な低下により検知し,設定した電流閾値で泳動電圧(V)をランプ形(ゼロからdV/dt=一定)に変化し,イオン電流をモニタして複合体のアンフォールディング/分離を検出した。種々のdV/dt,ナノ孔径,DNA分子量に対するイオン電流の時間トレースを統計的に処理し,ヌクレオソーム構造の寿命τを,熱緩和過程がdV/dtの時間スケールより十分に長いとしてVとdV/dtの関数である分離確率を用いて計算した。その結果,τはDNA分子量に依存したがCpGメチル化には依存しないことを見出した。

シソーラス用語： *ヌクレオソーム ,  *梱包 ,  *安定性 ,  *メチル化 ,  *細孔 ,  窒化ケイ素 ,  薄膜 ,  DNA【核酸】 ,  ヒストン ,  電気泳動 ,  イオン電流 ,  変性 ,  分離 ,  透過型電子顕微鏡
準シソーラス用語： *CpGメチル化 ,  TEM【顕微鏡】 ,  アンフォールディング ,  *ナノ孔

分類 (2件)： 遺伝子の構造と化学  (EC02020U) ,  生物物理的研究法  (EA03020V)

タイトルに関連する用語 (5件)： ヌクレオソーム ,  梱包 ,  安定性 ,  CpGメチル化 ,  ナノ孔