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J-GLOBAL ID：201502211433541073   整理番号：15A0094725

次世代環境技術開発の創製 マイクロバブルによる食品加工場排水の浄化

著者 (2件)： 舘花志穂 (八戸工大 大学院工学研究科) ,  高橋晋 (八戸工大 大学院工学研究科)
資料名： ケミカルエンジニヤリング  (Chemical Engineering (Tokyo))
巻： 60  号： 1  ページ： 18-22  発行年： 2015年01月01日 
JST資料番号： F0134A  ISSN： 0387-1037  CODEN： CMNGA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： これまでの研究において,マイクロバブル(MB)の特性である水中での長時間滞留性,油分など疎水性物質,水中浮遊物質(SS)の吸着効果を利用し,実際の水産加工場排水を用いた油脂成分,SS等の低減効果について示した。さらに,廃水中からの分離除去が困難である水溶性タンパク質を酸変性させることで水中から分離し,マイクロバブルに吸着,浮上分離させることで,廃水中の水溶性有機物質の除去が可能となり,一次処理として廃水の水質安定化の可能性を示した。しかし,MB処理だけでは処理水中に酢酸が残存することで,BOD値が高くなり,排水基準値をクリアすることができなかった。本稿では,MBの持つ油脂成分・SSの浮上分離の効果を利用した水産加工場廃水の浄化システムの開発に関して,これまでの研究過程において得られた成果について述べた。

シソーラス用語： 環境工学 ,  技術開発 ,  発明 ,  気泡 ,  *食品加工 ,  *廃水処理 ,  浄化 ,  油脂 ,  懸濁物質 ,  浮上法 ,  水産加工 ,  *工場廃水 ,  開発 ,  吸着
準シソーラス用語： システム開発 ,  *マイクロバブル ,  環境技術 ,  次世代 ,  創製 ,  浮上分離 ,  浮遊物質

分類 (2件)： 廃水処理  (FJ02022Y) ,  下水,廃水の物理的処理  (SC03040L)

タイトルに関連する用語 (8件)： 次世代 ,  環境技術 ,  開発 ,  創製 ,  マイクロバブル ,  食品加工場 ,  排水 ,  浄化