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J-GLOBAL ID:201502211643362245   整理番号:15A1270344

環境研究及び生態学研究において炭素・窒素同位体比を利用するための生化学的・生理学的基礎

Biochemical and physiological bases for the use of carbon and nitrogen isotopes in environmental and ecological studies
著者 (6件):
資料名:
巻:号: Feb  ページ: 2:1 (WEB ONLY)  発行年: 2015年02月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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炭素及び窒素安定同位体比は,地球環境や生態系の指標として広く利用され,生態学分野においては,食物網解析の重要なツールとなっている。地球環境,生物圏において炭素と窒素は重要な役割を果たし,環境や生態中における炭素・窒素同位体比の分布を深く理解するためには,生化学的あるいは生理学的な知識を必要とする。本総説では,環境-独立栄養生物間,生物-生物間の相互作用を担う細胞内の代謝に関する基礎的な知見をまとめ,生物活動に重要な役割を果たすアミノ酸の脱炭酸及び脱アミノ基について述べた。従来,バルク窒素同位体比によって推定されてきた生物の捕食-被食関係に,アミノ酸レベルの窒素同位体比を用いることにより,高い精度で推定することができる。本総説では特異的な生態系をもつ鹿児島県甑島の貝池,日本を代表する湖の琵琶湖,バイカル湖での応用例を示し,窒素同位体比の有用性について論じる。
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分類 (3件):
分類
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その他の同位体地球化学  ,  水圏・生物圏の地球化学  ,  異種生物間相互作用 
引用文献 (122件):
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