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J-GLOBAL ID:201502211760693651   整理番号:15A0833371

コラニュレン骨格がイリジウムで切れた! 錯体化学研究から誕生した新しい触媒反応

著者 (3件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 34-38  発行年: 2015年08月01日 
JST資料番号: F0095A  ISSN: 0451-1964  CODEN: KAKYAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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錯体化学研究で多環式芳香族炭化水素の誘導体を用い巨大なイリジウム錯体をつくろうとしたところ,期待に反して配位子がきれいに壊れてしまった。イリジウム錯体がコラニュレンのC-C結合を切断することが明らかになった。湾曲したπ曲面による歪みと,イリジウム(III)を捕捉するための2-ピリジル基の両者が必要であった。これは塩化イリジウム(III)だけが本反応の触媒となることが分かった。反応メカニズムについても示した。本反応を,各種配向基をもつカーボンナノチューブやフラーレンに適用できれば,ナノカーボンの「切り貼り」ツールとして使える場が広げられるかもしれない。
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分類 (4件):
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四環以上の炭素縮合多環化合物  ,  環化反応,開環反応  ,  均一系触媒反応  ,  白金族元素の錯体 
物質索引 (3件):
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タイトルに関連する用語 (5件):
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