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J-GLOBAL ID:201502211825060031   整理番号:15A0972108

糖尿病合併症の迅速診断に対してNADH蛍光検出に基づいた光ファイバソルビトールバイオセンサ

A fiber-optic sorbitol biosensor based on NADH fluorescence detection toward rapid diagnosis of diabetic complications
著者 (4件):
資料名:
巻: 140  号: 18  ページ: 6335-6342  発行年: 2015年09月21日 
JST資料番号: A0392A  ISSN: 0003-2654  CODEN: ANALAO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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組織におけるソルビトールの蓄積は微小血管糖尿病合併症の原因であることが知られる。本論文で糖尿病合併症のバイオマーカーとして使用されるソルビトール用光ファイババイオセンサを開発し,試験した。バイオセンサは高基質特異性を有したFlavimonas属微生物からのソルビトールデヒドロゲナーゼを使用し,酵素反応により還元型ニコチンアミドアデニンジヌクレオチド(NADH)の蛍光を検出した。紫外発光ダイオード(UV-LED)をNADHの励起光源として用いた。NADHの蛍光を分光計または光電子増倍管(PMT)を用いて検出した。UV-LEDと光検出器をY型光ファイバで結合した。実験でソルビトールデヒドロゲナーゼ固定化膜を有した光ファイバプローブをニコチンアミドアデニンジヌクレオチドの酸化形(NAD+)を含むりん酸塩緩衝液で満たされたキュベット内に置いた。標準ソルビトール溶液を加えた後,NADH蛍光強度の変化を測定した。実験の評価によれば,分光計およびPMTを用いるソルビトールバイオセンサ系の較正範囲はそれぞれ,5.0~1000μmolL-1および1.0~1000μmolL-1であった。Flavimonas属微生物からのソルビトールデヒドロゲナーゼを用いるソルビトールバイオセンサ系はヒツジ肝臓からのそれと比べて,高選択性と高感度を有する。ソルビトールバイオセンサはポイントオブケア検査の応用または糖尿病患者のための日常健康管理検査を可能にする。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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有機化合物の物理分析  ,  代謝異常・栄養性疾患の診断 
タイトルに関連する用語 (4件):
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