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J-GLOBAL ID:201502211829874165   整理番号:15A0871766

海水曝露によって劣化した石灰処理土の間隙径分布と圧密特性

PORE SIZE DISTRIBUTION AND CONSOLIDATION CHARACTERISTICS OF LIME-TREATED CLAY IMMERSED IN SEAWATER
著者 (3件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 177-190 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0104A  ISSN: 2185-6516  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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石灰・セメント処理した粘性土は,海水環境下においてカルシウム成分の溶出が促進され,力学的に劣化することが示されている.本研究では,石灰処理土を対象に,劣化の進展に伴う間隙径分布の変化ならびに劣化した処理土の圧密特性を調べることを目的として,海水浸漬により劣化した処理土と未浸漬の処理土に対して間隙径分布の測定と圧密試験を実施した.その結果,劣化した石灰処理土は間隙の総量をほぼ一定に保った状態で比較的大きな径の間隙が増加し,石灰混合履歴を持たない母材の粘性土に類似した間隙径分布へ遷移することを示した.また,劣化した処理土の圧縮性は海水浸漬前に比べて大きくなることを示し,その原因は処理土のセメンテーション効果の解消だけでなく,骨格の変化が生じやすい間隙径分布に変化したことも影響していると推定した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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土の構造と物理的・化学的性質 
引用文献 (27件):
  • 1) 岡林茂生,大森啓至,柳原弘彦,高橋茂:土を固める原理と応用 2. セメントとセメント系固化材の化学,土と基礎,Vol. 52, No. 10, pp. 47-54, 2004.
  • 2) 北詰昌樹,高橋英樹:現地石灰安定処理土の長期特性調査,土木学会論文集C, Vol. 64, No. 1, pp. 144-156, 2008.
  • 3) 林宏親,西本聡,大石幹太,寺師昌明:セメント安定処理土の長期強度特性 その1-DJM改良柱体の現場調査-,北海道開発土木研究所月報,No. 611,pp. 11-19, 2004.
  • 4) 林宏親,西本聡,大石幹太,寺師昌明:セメント安定処理土の長期強度特性 その2-室内実験による検討-,北海道開発土木研究所月報,No. 612, pp. 28-36, 2004.
  • 5) Kamon, M., Ying, G. and Katsumi, T. : Effect of acid rain on lime and cement stabilized soils, Soils and Foundations, Vol. 36, No. 4, pp. 91-99, 1996.
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