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J-GLOBAL ID:201502211868958171   整理番号:15A1284015

蛋白質送達用のヘパリン系温度感受性注射用ヒドロゲル

Heparin-based temperature-sensitive injectable hydrogels for protein delivery
著者 (3件):
資料名:
巻:号: 45  ページ: 8892-8901  発行年: 2015年12月07日 
JST資料番号: W2382A  ISSN: 2050-750X  CODEN: JMCBDV  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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生分解性共重合体である刺激応答性の注射用ヒドロゲルが卓越した治療薬の持続的な送達用材料候補として浮上している。本研究で,リゾチームのキャリアシステムとしてヘパリン負荷ポリ(カプロラクトン-co-乳酸)-b-ポリエチレンオキシド-b-ポリ(カプロラクトン-co-乳酸)(Hep-PCLA)に基づく生分解性,温度感受性の注射用ヒドロゲルシステムを開発した。Hep-PCLA複合体は水溶液中で温度誘起性ゾル-ゲル遷移を受ける。Hep-PCLA複合体のゲル化速度,機械的強度,粘度がヘパリンに対するPCLA共重合体のグラフト密度を変えることによって制御可能,調整可能である。Hep-PCLAがゲルを形成するゲル・ウィンドウは,生理学的条件(37°C),すなわち,水溶液(25°C)中で遊離の流れるHep-PCLAを体温でヒドロゲル形成をカバーする。in vitro細胞毒性試験を用いて,Hep-PCLA結合体が,高濃度でも,線維芽細胞に対して非毒性であることを見出した。イオン性,疎水性相互作用を用いて,モデル蛋白質として選択したリゾチームを効果的にHep-PCLA複合体に負荷した。リゾチーム負荷した複合体をSprague-Dawleyラットの背中に移植したときに,容易にヒドロゲルを形成し,リゾチーム放出の初期突発を遅らせ,持続放出を示した。結果は生分解性,温度感受性の注射用Hep-PCLAヒドロゲルが持続的な蛋白質担体となり得ることを示す。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
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製剤一般  ,  医用素材 
タイトルに関連する用語 (5件):
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