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J-GLOBAL ID:201502211916278544   整理番号:15A1082529

わかりやすい鉄道車両の基礎 第7回(台車編 6 曲線用知能車両)

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巻: 23  号: 10  ページ: 48-51  発行年: 2015年10月01日 
JST資料番号: Z0898C  ISSN: 0919-6471  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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今回は曲線用知能車両として,車体傾斜車両と操舵台車について解説した。まず,車体傾斜車両の必要性と我が国における開発の歴史について紹介した。1970年に自然振り子車両の走行試験が試験電車591系によって始められた。曲線で車体を傾斜させるコロ式の自然振り子車両であった。この結果を受けて,1973年に381系特急形電車が中央西線・篠ノ井線電化時に登場した。この車両は,乗り心地上のいくつかの問題点が指摘され,これらの課題を解決するために開発された車両が,自然振り子方式をベースとして空気アクチュエータを付加した制御付き振り子車両である。1983年から走行試験を繰返し,JR四国において,まず1989年に土讃線の2000系気動車で,次いで1992年に予讃線の8000系電車で実用化された。空気ばねを用いた車体傾斜車両はJR北海道で1996年に通勤用キハ201系に続いて,2000年3月に札幌~名寄間に261系特急気動車として登場し,当時それまでの所要時間を39分短縮し,2時間14分とした。操舵台車には,自己操舵台車,半強制操舵台車,強制操舵台車があり,それぞれについて原理的な仕組みを説明した。前2者は,JR東海,JR北海道の他,急曲線の多い東京メトロの銀座線,小田急電鉄などで実用化されたが,後者はフェールセーフ性について検討が十分でなかったので,実用化はされなかったが,最近研究が進み,この問題について研究結果が発表されている。
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鉄道車両設計 
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