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J-GLOBAL ID:201502211967204944   整理番号:15A0977823

自律的マイクロ流体PCRプラットフォームによる病原体遺伝子のオンチップ定量検出

On-chip quantitative detection of pathogen genes by autonomous microfluidic PCR platform
著者 (8件):
資料名:
巻: 74  ページ: 725-730  発行年: 2015年12月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ポリメラーゼ連鎖反応(PCR)ベースの遺伝子検査が臨床診断や食品検査の分野で日常業務になった。これらの分野において,迅速で,使いやすくコスト効果のあるPCRチップがこの様な試験現場に提供されることが期待される。本研究において,新規の使い捨てプラスチックマイクロ流体PCRチップを創出し,病原微生物の定量検出に使用した。PCRマイクロチャンネル中の流動溶液の毛細管流動を制御するため,PCRマイクロチャンネルの裏側に駆動用マイクロチャンネルを新たに設計した。これで,余分なポンプ無しで入り口にPCR溶液を単純に滴下するだけで,効率的なPCRができた。廃棄処理を考慮して,注入部にコスト競争力のあるプラスチックのシクロオレフィンポリマ(COP)を使った。非イオン性界面活性剤を用いてマイクロチャンネル壁を被覆することで,長さ1250-mmのマイクロチャンネルを貫いて毛細管流動を駆動するための適した親水性表面を作ることができた。結果として,定量的リアルタイムPCRにより,ヒト,大腸菌及び病原性大腸菌O157のゲノムDNAの初期最低濃度が,それぞれ4,0.0019及び0.031pg/μlを,18分未満での検出に成功した。この結果は,本研究で提示したプラットフォームは,現場における遺伝子検査に利用可能な迅速で,使いやすく低価格のリアルタイムPCRを提供したことを示した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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遺伝学研究法  ,  微生物の生化学 

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