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J-GLOBAL ID：201502211970436864   整理番号：15A0782667

粗大粒子で構成されるオリフィスを通した微細粒子の通過および閉塞挙動に関する数値解析

Numerical Analysis on Passage and Blockage Behaviors of Fine Particles through an Orifice Consists of Coarse Particles

著者 (4件)： FUKUDA Masahiro (Formerly Graduate School of Engineering, Muroran Inst. of Technol.) ,  SUZUKI Jun (Muroran Inst. of Technol.) ,  KAWAI Hideki (Muroran Inst. of Technol.) ,  NOGAMI Hiroshi (Formerly Muroran Inst. of Technol.)
資料名： ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan)  (ISIJ International (Iron and Steel Institute of Japan))
巻： 55  号： 6  ページ： 1291-1298 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： F0100A  ISSN： 0915-1559  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 地球温暖化解決への貢献を実現するためには,高炉の低還元剤率条件での安定操業が必要である。低還元剤率操業では,微粒コークスや未燃焼粉砕石炭などの大量の粉末材料が炉中で発生する。高炉充填床にこれらの粉末が大量に蓄積すると,通気性が劣化し,操業トラブルも引き起す。そのため,充填床における粉末の流動と蓄積挙動の理解が重要である。本研究では,単純化した条件下の数値シミュレーションによって粉末運動を考察した。単純化した充填構造,すなわち互いに接触し,正三角形配置の3つの球状粒子から成るオリフィスを,充填床から選出した。このオリフィスを通して通過した粉末の軌道を,離散要素法を用いて追跡した。シミュレーションの結果,粒子オリフィスの閉塞を開始するのはわずかな粉末粒子であることが分かった。さらに,通過と閉塞挙動に及ぼす粒子の機械的性質の影響についても考察した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 高炉 ,  *高炉操業 ,  高炉ガス ,  *コークス ,  還元剤 ,  微粒子 ,  環境保全 ,  二酸化炭素排出量 ,  地球温暖化 ,  *流動解析 ,  計算機シミュレーション ,  数値解析 ,  オリフィス ,  固定層 ,  閉塞
準シソーラス用語： 高炉コークス ,  微細粒子 ,  低炭素化 ,  離散要素法 ,  充填床 ,  通気性 ,  通過時間 ,  通過

分類 (2件)： 製銑  (WD01050P) ,  排ガス処理  (WA01084D)

引用文献 (34件)：

• 1) National Greenhouse Gas Inventory Report of Japan 2013, ed. by Greenhouse Gas Inventory Office of Japan and Center for Global Environmental Research and National Institute for Environmental Studie. National Institute for Environmental Studies, Tsukuba, (2013), 2-4, 3-2.
• 2) T. Ariyama and M. Sato: ISIJ Int., 46 (2006), 1736.
• 3) K. Higuchi, S. Nomura, K. Kunitomo, H. Yokoyama and M. Naito: Tetsu-to-Hagané, 98 (2012), 517.
• 4) D. Gielen and Y. Moriguchi: Energ. Policy, 30 (2002), 849.
• 5) H. Takahashi, H. Kawai, M. Kobayashi and T. Fukui: Tetsu-to-Hagané, 92 (2006), 996.

タイトルに関連する用語 (6件)： 粗大粒子 ,  オリフィス ,  微細粒子 ,  閉塞 ,  挙動 ,  数値解析