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J-GLOBAL ID:201502211970741810   整理番号:15A0269286

粘弾性が充填材料分散ポリアミド6におけるアブレシブ摩耗時の摩擦係数に及ぼす影響

Influence of viscoelasticity on friction coefficient of abrasive wear for filler-dispersed polyamide 6
著者 (3件):
資料名:
巻: 324-325  ページ: 17-26  発行年: 2015年02月15日 
JST資料番号: E0377A  ISSN: 0043-1648  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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炭化チタン粒子,ホウ酸アルミニウムホイスカ,気相成長炭素繊維などが分散されたポリアミド6の摩擦特性と摩耗特性について,充填材料のタイプ,充填材料の含有量,アブレシブペーパの粗さ,滑り速度などに関連させながら調べた。その結果について,μ=(gσs)/(kH)の表現を用いたアブレシブ摩耗モデルに基づいて解析した。ここでの表現式の各記号は,次項を意味する。1)μ=摩擦係数,2)g=アブレシブ粒子の形状ファクタ,3)σs=アブレシブ粒子を滑らせるための必要な応力,4)k=1.08,5)H=微小硬さ。ABW/PA6膜及びTCP/PA6膜などを除いて,そのPA6及びその複合材料膜などは,アブレシブ摩耗を示した。因みに,ABW/PA6膜及びTCP/PA6膜などは,微細アブレシブペーパによって付着摩耗を示した。アブレシブ摩耗においては,そのアブレシブペーパの表面粗さの低減及びその滑り速度の増加の両方が,粘弾性に起因した貯蔵弾性率を増加させた。このトライボ現象は,その貫入深さ及びgなどの低減を誘導した。結果として,そのPA6とその複合材料膜の摩擦係数は低減した。その一方では,その充填材料のタイプ及び含有量などは,σs及びHなどの変化を通して,その摩擦係数に影響を及ぼした。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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機械的性質  ,  潤滑一般  ,  固体の機械的性質一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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