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J-GLOBAL ID：201502212024481503   整理番号：15A0954604

ネロリドールとファルネソールの環化を触媒するヘテロポリ酸: α-ビサボロールの合成

Heteropoly acid catalyzed cyclization of nerolidol and farnesol: Synthesis of α-bisabolol

著者 (4件)： DE Meireles Augusto L.P. (Departamento de Quimica, Universidade Federal de Minas Gerais, 31270-901 Belo Horizonte, MG, BRA) ,  COSTA Maira dos Santos (Departamento de Quimica, Universidade Federal de Minas Gerais, 31270-901 Belo Horizonte, MG, BRA) ,  DA Silva Rocha Kelly A. (Departamento de Quimica, Universidade Federal de Ouro Preto, 35400-000 Ouro Preto, MG, BRA) ,  GUSEVSKAYA Elena V. (Departamento de Quimica, Universidade Federal de Minas Gerais, 31270-901 Belo Horizonte, MG, BRA)
資料名： Applied Catalysis. A: General  (Applied Catalysis. A: General)
巻： 502  ページ： 271-275  発行年： 2015年08月05日 
JST資料番号： D0691C  ISSN： 0926-860X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヘテロポリ酸H₃PW₁₂O₄₀は,豊富なバイオマスベースのセスキテルペンアルコール類から出発する香料,化粧品,および製薬産業用の高価で,高付加価値の原料であるα-ビサボロールの合成には,活性かつ環境に優しい均一触媒である。溶媒特性は,反応経路と生成物の選択に著しく影響を与えた。アセトン溶液中では,完全な基質変換で,ネロリドール55~60%のGC収率,およびファルネソールから60~70%のGC収率で,α-ビサボロールを得ることができ,おそらくこれらの反応についてこれまでに報告された中で最良の結果である。この方法により合成したα-ビサボロールは,ファルネソールを全く含むことなく,潜在的にアレルゲン性化合物であり,商業的に使用されるα-ビサボロールでは避けるべきである。α-ビサボロールとファルネソールの蒸留分離は面倒な作業であるので,この利点は特に重要である。その触媒は,高いターンオーバー数を示し,温和なほぼ周囲条件下で作用した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ビニル化合物 ,  *ポリエン ,  *環化反応 ,  *ヘテロポリ酸 ,  セスキテルペン ,  アルコール ,  香料 ,  化粧品 ,  製薬業 ,  溶媒 ,  触媒活性 ,  反応経路 ,  選択性 ,  免疫原性 ,  ターンオーバー数 ,  鎖状セスキテルペン ,  脂肪族ケトン ,  不飽和アルコール ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： アレルゲン性 ,  化学選択性 ,  製薬産業 ,  反応溶媒

分類 (2件)： その他の触媒  (CB06123Z) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (4件)： α-ビサボロール ,  アセトン ,  ネロリドール ,  ファルネソール

タイトルに関連する用語 (6件)： ネロリドール ,  ファルネソール ,  環化 ,  触媒 ,  ヘテロポリ酸 ,  α-ビサボロール