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J-GLOBAL ID:201502212467469174   整理番号:15A1348506

オートバイ用リアアームを想定したアルミニウム合金のフレッティング疲労強度改善のための表面処理に関する検討

Surface Treatment for Fretting Fatigue Strength Improvement of Aluminum Alloy Used in Rear-Arm of Motorcycle
著者 (6件):
資料名:
巻: 64  号: 11  ページ: 872-879 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: F0385A  ISSN: 0514-5163  CODEN: ZARYA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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無供試材として実際にフレッティングの発生が問題となっているオートバイのリアアームに使用される溶接構造用アルミニウム合金(JIS A7N01)を用い有限寿命から超高サイクルまでのフレッティングによる疲労強度の改善を試みた。フレッティングによる疲労強度低下防止策として有効と考えられる3種類の表面処理(微粒子ピーニング,バニシング加工,固体潤滑被膜)を施してフレッティング疲労試験を行った。その際,SN曲線や試験後の破面観察などによる検討に加え,走査電子顕微鏡付き疲労試験機とそこで使用可能なように開発したフレッティング発生治具を使用し,フレッティング疲労き裂の発生及び進展挙動を観察して表面処理の影響を検討した。微粒子ピーニングを施した場合の通常疲労強度及びフレッティング疲労強度は未処理材のそれらに比べて若干向上する程度であった。固体潤滑被膜を施した場合のフレッティング疲労強度は応力レベルの高い短寿命域では未処理材とバニシ材に比べて向上したが,応力レベルの低い領域では次第に低下した。バニシング加工を施した場合の通常疲労強度とフレッティング疲労強度は未処理材のに比べて向上した。
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分類 (3件):
分類
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機械的性質  ,  金属材料  ,  オートバイ 
引用文献 (17件):
  • 1) The Japan Society of Mechanical Engineers ed. JSME standard: Standard method of fretting fatigue testing, JSME S 015, p23 (2009).
  • 2) T.Nishida, Y.Mutoh, K.Tanaka and H.Nakamura, “Fretting fatigue in sintered high speed steel SKH10”, Transactions of the JSME Series A, Vol.55, No.513, pp.1073-1080 (1989).
  • 3) J.Mizutani, T.Nishida, Y.Mutoh, M.Kawamura, R.Imaoka and M.Satoh, “Effect of solid lubricant film on fretting fatigue strength”, Transactions of the JSME Series A, Vol.74, No.744, pp.1126-1133 (2008).
  • 4) J.O. Alme and P.H. Black, Residual stress and fatigue in metal, McGraw Hill, New York,(1963).
  • 5) K.Takeuchi, M.Sasaki and H.Yamamori, “The effects of shot-peening on the fatigue strengths of 7075 and 7076 aluminium alloys”, Journal of the Society of Materials Science, Japan, Vol.15, No.154, pp.492-498 (1966).
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