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J-GLOBAL ID:201502212686200202   整理番号:15A0774389

ソフト界面吸着膜の対イオン分布と膜構造

著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 289-296  発行年: 2015年07月01日 
JST資料番号: L4211A  ISSN: 1345-8949  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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水溶液表面における陽イオン界面活性剤の対イオン分布と油溶性アルコールのヘキサン/水界面吸着膜の構造をシンクロトロンX線解析により調べた。その結果,界面が不均一な構造を持つ場合があることが明らかになった。まず全反射X線吸収微細構造(XAFS)法により,臭化ドデシルトリメチルアンモニウム(DTAB),臭化ヘキサデシルトリメチルアンモニウム(HTAB),臭化デシルメチルイミダゾリウム(DeMIMBr)の吸着膜中での臭化物イオンの水和状況を検討した結果,水溶液中と同様に6水和した状態と部分的に脱水和して活性剤頭部とイオン対を形成したような状態があることが明らかになった。またこの二つの状態の比の活性剤の界面密度への依存性も明らかにした。次いで1H,1H,2H,2H-perfluorodecanol(FC10OH)と1H,1H,10H,10H-perfluorodecane-1,10-diol(FC10diol)のヘキサン/水界面吸着膜のX線反射率測定の研究からは,FC10OHの凝縮単分子膜は2次元固体の状況に近く,膨張膜は均一ではなく凝縮単分子膜のドメインが点在する不均一な状況にあること,FC10diolでは両端の二つのOH基によって界面に水平に凝縮吸着した状態から多重膜への転移が起こること,などが分かった。さらにFC10OHとFC10diolの混合吸着膜の構造も明らかになった。(著者抄録)
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