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J-GLOBAL ID：201502212699309912   整理番号：15A0957716

糖応答多色変化を示すボロン酸系薄膜

Boronic acid-based thin films that show saccharide-responsive multicolor changes

著者 (4件)： IWAMI Yuto (Dep. of Biotechnology and Environmental Chemistry, Kitami Inst. of Technol., Kitami, Hokkaido, 090-8507, JPN) ,  YOKOZAWA Takenori (Dep. of Biotechnology and Environmental Chemistry, Kitami Inst. of Technol., Kitami, Hokkaido, 090-8507, JPN) ,  YAMAMOTO Hiroki (Dep. of Biotechnology and Environmental Chemistry, Kitami Inst. of Technol., Kitami, Hokkaido, 090-8507, JPN) ,  KANEKIYO Yasumasa (Dep. of Biotechnology and Environmental Chemistry, Kitami Inst. of Technol., Kitami, Hokkaido, 090-8507, JPN)
資料名： Journal of Applied Polymer Science  (Journal of Applied Polymer Science)
巻： 132  号： 43  ページ： ROMBUNNO.42679  発行年： 2015年11月15日 
JST資料番号： C0467A  ISSN： 0021-8995  CODEN： JAPNAB  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 「交通信号」に似た別個の色変化を表示する新規な糖センサを開発した。ガラス板上にボロン酸とアミンモノマーを共重合することにより,ボロン酸含有薄膜を得た。アニオン青色および黄色染料を薄膜に吸着させ,その膜をカチオン性赤色染料を含む水性糖溶液中に浸漬した。溶液中の糖濃度の増加に伴い,薄膜の色は黄色を経て緑から赤に変わった。色の明確な変化の観察は,染料の段階的な放出および結合によるものである。糖センサの感度は,薄膜のモノマ組成に依存し,ボロン酸含有量の増加とともに増加した。糖溶液のpHは,検知挙動に影響を与える別の重要な因子であり,グルコース応答色変化は,pH7.8でかなり強化された。これらの条件を最適化することにより,グルコースに応答する有意な色変化を達成した。糖の選択性は,フルクトース>グルコース>ガラクトース=マンノース>スクロース順序であることが見出した。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *ホウ素化合物 ,  *薄膜 ,  *化学センサ ,  変色 ,  *炭水化物 ,  アミン ,  共重合 ,  アニオン染料 ,  塩基性染料 ,  吸着 ,  pH依存性 ,  ヘキソース ,  アルドース ,  二糖類 ,  ピラノシド ,  フラノシド ,  グルコシド ,  フルクトオリゴ糖 ,  ケトース ,  カチオン染料 ,  *糖質 ,  ボロン酸類
準シソーラス用語： アミン類 ,  *サッカライド ,  ボロン酸

分類 (2件)： 共重合  (CG04030D) ,  計測機器一般  (AD02000X)

物質索引 (5件)： ガラクトース ,  グルコース ,  スクロース ,  フルクトース ,  マンノース

タイトルに関連する用語 (5件)： 糖 ,  応答 ,  多色 ,  ボロン酸 ,  薄膜