抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本論文では,アナログ画材によりオフライン彩色された画像素材を,デジタルなFlashスタイルアニメーション制作に取り入れる統合的なワークフローを提案する。デジタルなオーサリング手法には,下描き段階での編集のしやすさ等の利点があり,アナログ画材による彩色は,有機的な質感を演出するのに有効である。しかし両者の連携には手間がかかるため,効率的な連携ワークフローを提案する。まずユーザは,デジタルソフトウェアでキャラクタのスケッチと,動きの設計を行う。次にシステムが,ユーザの描いたレイヤ画像をまとめて紙に印刷し,ユーザは任意のアナログ画材を用いて彩色する。最後に,彩色済み用紙をスキャンし,システムが自動でアニメーションに再構成する。提案ワークフローの実装例を示し,ユーザの作例と得られたコメントを通して,提案システムの利点と将来課題について考察する。(著者抄録)