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J-GLOBAL ID：201502213037806059   整理番号：15A0192608

エレベーターのピーク電力抑制と利便性を両立する制御手法における乗客個人の快適度変化とその改善方針

Improvement on the Comfort of Individual Passenger in Group Control of Elevator System for Peak Power Cut and Service Performance

著者 (2件)： 秋山雪菜 (東京工大 大学院理工学研究科) ,  高橋宏治 (東京工大 大学院理工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 114  号： 312(CAS2014 87-104)  ページ： 29-34  発行年： 2014年11月13日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2台のエレベーターにおけるピーク電力抑制と利便性を両立する制御手法が提案され,長待ち防止策として擬似呼び停止が導入されている。システム全体最適となる擬似呼びの入れ方はいくつかあり,その選択によって乗客個人の快適度は異なる。より乗客個人に快適な入れ方を検討するため,筆者らはマーク流れ線図(MFG)に基づく乗客輸送モデルを提案し,シミュレーションにより乗客個人ごとの輸送経過を把握してきた。本稿では擬似呼びの入れ方の違いによる乗客個人の快適度変化と,その改善方針を考察する。(著者抄録)

シソーラス用語： 制御 ,  *エレベータ ,  電力 ,  性質 ,  *快適性 ,  モデル ,  *旅客輸送 ,  フローグラフ
準シソーラス用語： *エレベータ制御 ,  ピーク電力 ,  電力低減 ,  輸送モデル ,  利便性

分類 (2件)： その他の荷役・運搬機械  (QE01040B) ,  制御応用一般  (IC03010U)

引用文献 (11件)：

• 高橋宏治 : “2台のエレベーターにおけるピーク電力抑制と利便性を両立する制御手法”, 信学技報, vol.111, no.405, MSS2011-68, pp.79-84, 2012.
• 中山健太郎, 高橋宏治 : “2シャフトエレベータにおける需要モードに応じたピーク電力抑制と利便性を両立する制御手法”, 信学技報, vol.112, no.274, MSS2012-44, pp.81-86, 2012.
• 石田憲秀, 山口真悟, 上田滝平: “CPN Tools によるシングルカーマルチシャフトエレベータシステムのモデル化法と検査への応用”, 信学技報, vol.111, no.405, MSS2011-79, pp.41-46, 2012.
• 長谷川健介, 高橋宏治, 増田良介, 大野秀嶺 : “非連続システム制御のためのマーク流れ線図の提案”, 計測自動制御学会論文集, Vol.20, No.2, pp.122-129, 1984.
• 秋山雪菜, 高橋宏治 : “エレベーターにおける乗客輸送の Mark Flow Graph に基づく基本モデルとシミュレーション”, 信学技報, vol.113, no.278, MSS2013-47, pp.135-140, 2013.

タイトルに関連する用語 (7件)： エレベーター ,  ピーク電力 ,  利便性 ,  制御手法 ,  乗客 ,  個人 ,  快適度