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J-GLOBAL ID：201502213504121030   整理番号：15A0247783

脱脂ゴマ種子粉由来水溶性抽出物はin vitroで酸化防止活性を示す

Water-soluble extracts from defatted sesame seed flour show antioxidant activity in vitro

著者 (4件)： BEN Othman Sana (United Graduate School of Agricultural Sci., Gifu Univ., 1-1 Yanagido, Gifu, Gifu 501-1193, JPN) ,  KATSUNO Nakako (Shinsei Co. Ltd., 29 Katabashinmachi, Kitanagoya, Aichi 481-8526, JPN) ,  KANAMARU Yoshihiro (United Graduate School of Agricultural Sci., Gifu Univ., 1-1 Yanagido, Gifu, Gifu 501-1193, JPN) ,  YABE Tomio (United Graduate School of Agricultural Sci., Gifu Univ., 1-1 Yanagido, Gifu, Gifu 501-1193, JPN)
資料名： Food Chemistry  (Food Chemistry)
巻： 175  ページ： 306-314  発行年： 2015年05月15日 
JST資料番号： H0766A  ISSN： 0308-8146  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ゴマ油抽出後の副産物として回収した脱脂白および金ゴマ種子粉を70%エタノールで抽出し,極性-可溶性粗抽出物を取得した。抽出物のin vitro酸化防止活性をDPPHラジカル除去活性および酸素ラジカル吸収能(ORAC)により評価した。両ゴマ種子の極性-可溶性粗抽出物は良好な酸化防止活性を示し,特にORAC法では白および金ゴマ種子抽出物についてそれぞれ34,720および21,700μmolトロロックス当量の値が得られた。HPLC,ブタノール抽出およびUPLC-MS分析の結果は,いろいろな化合物が極性-可溶性粗抽出物の酸化防止活性に寄与している,という事を示していた。ブタノール可溶性画分にはセサミノールグリコシドが同定され,一方精製した水溶性画分はフェルラ酸およびバニリン酸を含んでいた。精製水溶性画分における親水性酸化防止剤はが,白および金ゴマ種子の極性-可溶性粗抽出物の酸化防止活性に寄与している,という事を確認した。Copyright 2015 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *胡麻油 ,  *食品副産物 ,  油粕 ,  物 ,  ゴマ ,  in vitro実験 ,  活性 ,  溶媒抽出 ,  高速液体クロマトグラフィー ,  LC-MS分析 ,  フェノール類 ,  オレフィン化合物 ,  不飽和カルボン酸 ,  フェノールエーテル ,  芳香族カルボン酸 ,  ヒドロキシ酸 ,  酸素複素環化合物 ,  芳香族縮合化合物
準シソーラス用語： 搾り粕 ,  抽出物 ,  白ごま ,  金ゴマ ,  酸化防止活性

分類 (2件)： 食用油脂,マーガリン  (FJ09010C) ,  油脂の製造  (YG01030E)

物質索引 (3件)： フェルラ酸 ,  バニリン酸 ,  セサミノール

タイトルに関連する用語 (5件)： 脱脂 ,  ゴマ種子 ,  水溶性 ,  抽出物 ,  酸化防止活性