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J-GLOBAL ID:201502213924096393   整理番号:15A1169289

ヌードマウスにおける乳癌転移性ニッチ形成の色分けイメージング

Color-Coded Imaging of Breast Cancer Metastatic Niche Formation in Nude Mice
著者 (8件):
資料名:
巻: 116  号: 12  ページ: 2730-2734  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: D0326B  ISSN: 0730-2312  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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乳癌の肺および肝臓における転移性ニッチを識別できる色分けイメージングモデルについて報告する。緑色蛍光タンパク質(GFP)を発現するトランスジェニックヌードマウスを宿主として用いた。GFPヌードマウスは,すべての器官においてGFPを発現する。しかし,GFP発現は,肝臓実質細胞においては弱い。赤色蛍光タンパク質(RFP)を発現するマウス乳腺腫瘍細胞(MMT 060562)(MMT)を,GFPヌードマウスの尾静脈内に注入して実験的肺転移を確立した。また,脾臓に注入して肝転移モデルを確立した。肺および肝臓転移におけるニッチの形成は,超高解像度イメージングシステムを用いて観察した。肺では,GFPホストマウスの細胞は,ほぼ単一のMMT-RFP細胞の周囲に蓄積した。また,GFPホスト細胞は,RFP癌細胞を含まない肺においても,環状のニッチを形成することが観察された。これはおそらく,将来的に転移が起こるニッチと考えられる。肝臓では,肺と同様に,GFPホスト細胞は,環状のニッチを形成することができる。肝臓および肺の転移を外科的に除去しin vitroで培養した。MMT-RFP細胞および腫瘍関連線維芽細胞(CAFs)に似たGFPホスト細胞が相互作用することが観察されたことから,CAFsが転移性ニッチとして機能することが示唆された。Copyright 2015 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの化学・生化学・病理学  ,  生体の顕微鏡観察法 

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