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J-GLOBAL ID:201502214155374381   整理番号:15A0767643

ハウス栽培ニラの養分吸収特性に基づく合理的な栽培管理

Characteristics of the Nutrient Absorption and Effects of Raising Term of Rootstock on the Yield and Quality of Chinese Chive under Plastic House cultivation
著者 (1件):
資料名:
号:ページ: 113-122  発行年: 2015年05月 
JST資料番号: Z0543B  ISSN: 1884-8605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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ニラ(Allium tuberosum Rottler)のハウス栽培における土壌養分の変化と養分吸収特性について検付した。収穫終了時の肥料成分の含有量は定植時に比べていずれも減少した。特に,窒素とカリウムの減少量が大きかった。1a当たり単収612kg(収穫回数4回)の場合,窒素,リン酸,カリウム,カルシウム,マグネシウムの養分吸収量はそれぞれ1a当たり4.4kg,1.3kg,7.0kg,0.6kg,0.5kgであった。無機養分と糖質の含有量は,定植3か月後から捨て刈り期(9月~/10月)にかけて急激に増加した。これらは効率的な施肥法と硝酸濃度を減らしたニラの生産に役立つと考えられる。また,ニラのハウス栽培において,収量や品質に及ぼす株養成期間の影響についても検討した。その結果,株養成期間が長い(地上部の捨て刈り時期が遅い)ほど,出荷時期は遅れるものの,収量と品質は向上した。株養成期間が150日~190日の区において農業所得が多かった。最も単価の高い12月に出荷する場合は株養成期間が150日となったが,最も多収で高品質になる株養成期間は190日であった。(著者抄録)
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分類 (2件):
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野菜  ,  作物栽培施設 
引用文献 (22件):
  • 阿部珠代,林哲央,中住晴彦:寒冷地ハウスにおけるニラの施肥管理(1)初年目の乾物生産および無機養分吸収特性,日本土壌肥料学会講演要旨集,48,193(2002)
  • 安東赫,池田英男:培養液のpHと濃度が養液栽培ニラの生育に及ぼす影響,園学研,3,191-194(2004)
  • 安東赫,池田英男:刈り取り後におけるニラの器官別の重量ならびに糖類含量の変化,園学研,6,217-221(2007)
  • 榎本優:農業技術大系野菜編8(1),露地栽培,農山漁村文化協会,基p.335-349(1990)
  • 井上勝広:農業技術大系野菜編8(2),アスパラガスの半促成長期どり栽培における肥効調節型肥料による全量元肥施用,農山漁村文化協会,基p137-p138(1998)
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