文献
J-GLOBAL ID:201502214336588090   整理番号:15A1020728

島根県大橋川におけるホトトギスガイ(Arcuatula senhousia Benson)個体群の空間分布とその時間的変化

Temporal change in the spatial distribution of Asian bag mussel Arcuatula senhousia (Bivalvia, Mytilidae) population in Ohashi-River, Shimane Prefecture
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 1-12  発行年: 2015年08月31日 
JST資料番号: L3763A  ISSN: 1345-112X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
宍道湖と中海をつなぐ大橋川において,ホトトギスガイ(Arcuatula senhousia Benson)によるマット状集団の形状に関する目視観察調査を行なうとともに,試料採取による底生個体群の動態調査を実施した。SCUBA潜水による目視観察をベルトトランセクト法によって行ない,マット状集団の分布状況を連続的に観察し,ホトトギスガイの現存量を試算した。その結果,河川横断面におけるマット状集団の空間分布について,2009~10年,2012~13年においては5~7月にかけて川の中央部を中心に広く分布し,7月末から8月に河床の全面を覆い尽くすほど広大な個体群を形成した。マット状集団の被度は年により低下する時期が異なっていた。ホトトギスガイの個体密度は2012年,2013年ともに5月に高く,12月に向けて直線的に低下した。一方,重量密度は両年ともに5月から8月頃にかけて直線的に上昇し,2012年は8月に,2013年は7月末にそれぞれ最大となった。ホトトギスガイの現存量は2012年は8月に最大となり,10月末に著しく減少し,2013年は7月末に最大となり,9月に著しく減少した。その他,殻長組成の季節変化,水質の変化について考察した。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
魚類以外の水産動物  ,  個体群生態学 
引用文献 (35件):
  • 千葉健治 1977. ホトトギスガイの生態について.海洋科学,9: 13-17.
  • Crooks, J. A. 1996. The population ecology of an exotic mussel, Musculista senhousia, in a Southern California Bay. Estuaries, 19: 42-50.
  • Crooks, J. A. 1998. Habitat alteration and community-level effects of an exotic mussel, Musculista senhousia. Marine Ecology Progress Series, 162: 137-152.
  • Creese, R., S. Hooker, S. D. Luca, and Y. Wharton 1997. Ecology and environmental impact of Musculista senhousia (Mollusca: Bivalvia: Mytilidae) in Tamaki Estuary, Auckland, New Zealand. New Zealand Journal of Marine and freshwater Research, 31: 225-236.
  • 藤井智康・森脇晋平・奥田節夫 2006. 大橋川を遡上する貧酸素水塊の実状と宍道湖に及ぼす影響.Laguna, 13: 1-7.
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る