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J-GLOBAL ID：201502214517337803   整理番号：15A1330231

一軸方向リラクサ強誘電体ニオブ酸ストロンチウムバリウムへの電場の効果

Effect of electric field on uniaxial relaxor ferroelectric strontium barium niobate

著者 (2件)： MATSUMOTO Kazuya (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN) ,  KOJIMA Seiji (Univ. Tsukuba, Ibaraki, JPN)
資料名： Japanese Journal of Applied Physics  (Japanese Journal of Applied Physics)
巻： 54  号： 10S  ページ： 10NC04.1-10NC04.4  発行年： 2015年10月 
JST資料番号： G0520B  ISSN： 0021-4922  CODEN： JJAPB6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Sr_0.61Ba_0.39Nb₂O₆の弾性特性に対する電界及び温度の影響をマイクロブリリアン散乱で調査した。強誘電相における,弾性定数c33に関連する縦方向の音響(LA)速度の急速増加が,強誘電体c軸に沿った静電場の印加で観測された著しい温度ヒステリシスが,電界加熱(FH)とゼロ磁場(ZFC)冷却の間でキュリー温度,Tc=72°C以下で観測された。静的な極性ナノ領域(PNRs)に対する電場の効果は,Tcと中間温度T^*=190°Cの間の140°Cにおいて静電場で調べられた。140°Cで印加された電界をオフにした後,ZFCの間のLA速度は測定され,T_C以下では温度依存性がFHの間と同様であることがわかった。この事実は,T_CとT^*の間の静的なPNRsの局所的分極の整列が外部電場を使用することで可能であることを示す。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： ストロンチウム化合物 ,  ニオブ酸塩 ,  バリウム化合物 ,  *リラクサ ,  *電場効果 ,  特性 ,  *弾性係数 ,  縦振動 ,  音速
準シソーラス用語： ニオブ酸ストロンチウムバリウム ,  *リラクサ強誘電体 ,  音響速度 ,  縦方向振動 ,  弾性定数 ,  弾性特性

分類 (2件)： 強誘電体,反強誘電体,強弾性  (BM05030B) ,  固体の機械的性質一般  (BL01021C)

引用文献 (31件)：

• M. H. Francombe, Acta Crystallogr. 13, 131 (1960).
• A. M. Glass, J. Appl. Phys. 40, 4699 (1969).
• F. Kahmann, J. Hohne, R. Pankrath, and R. A. Ruppe, Phys. Rev. B 50, 2474 (1994).
• R. Blinc, Advanced Ferroelectricity (Oxford University Press, Oxford, U.K., 2011) International Series of Monographs on Physics, Vol. 151.
• J. R. Oliver, R. R. Neurgaonkar, and L. E. Cross, J. Appl. Phys. 64, 37 (1988).

タイトルに関連する用語 (4件)： 一軸方向 ,  リラクサ強誘電体 ,  ニオブ酸ストロンチウムバリウム ,  電場