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J-GLOBAL ID:201502215142041169   整理番号:15A0973017

ラムサール条約湿地に対するイメージの日韓差-韓国の厳しい湿地保護制度が受容される背景-

Why Koreans Agree to Strict Preservation Policies for Wetlands? An Internet Survey on Differences in the Perception of Ramsar Sites in Korea and Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 70  号:ページ: 60-76  発行年: 2015年07月28日 
JST資料番号: L2586A  ISSN: 0286-4886  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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我が国では1980年にラムサール条約に加入し,2013年末時点で46カ所の湿地が登録されている。一方,韓国では1997年に条約に加入し,同じ2013年末時点で18カ所の湿地が登録されている。今回,韓国においてWebによるアンケート調査を行い,先に我が国で行った同様の調査と併せてラムサール条約湿地に対する彼我の認識の違いを比較した。その結果,我が国では世界的な「お墨付き」を得て観光振興や地域活性化に生かしたいとの思惑があるのに対して,韓国では条約本来の趣旨である「自然を守るための制度」に対する認識が高く,ラムサール条約登録に関連する国内法の規制に対する抵抗感が少ないことにつながっている。両国ともラムサール条約湿地に対する認知度は低く,訪問希望も少ないため,現時点ではまだ観光振興につながっていない。
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分類 (2件):
分類
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自然保護  ,  人文地理学 
引用文献 (23件):
  • 淺野敏久 (2013): 韓国のラムサール条約湿地の観光化-「成功例」とされる全羅南道・順天湾-. 地理, 58-3, 12-18.
  • 淺野敏久・金 枓哲・伊藤達也・平井幸弘・香川雄一 (2013a): 日本におけるラムサール条約湿地に対するイメージ-インターネット調査による-. 環境科学研究(広島大学大学院総合科学研究科紀要Ⅱ), 8, 53-67.
  • 淺野敏久・金 枓哲・平井幸弘・香川雄一・伊藤達也 (2013b): ラムサール条約湿地・ウポ沼(大韓民国)の環境保全と住民. E-journal GEO, 8, 223-241.
  • 淺野敏久・林健児郎・謝 珏・趙 孫暁 (2012): 日本におけるラムサール条約湿地の保全と利用. 環境科学研究(広島大学大学院総合科学研究科紀要Ⅱ), 7, 79-104.
  • 青木隆浩 (2013): 世界自然遺産・白神山地の観光化と影響. 岩本通弥編: 『世界遺産時代の民俗学』 風響社, 329-348.
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