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J-GLOBAL ID:201502215519277855   整理番号:15A1311360

気候変動に伴う最大クラス台風経路と高潮偏差および再現期間の推定 -伊勢湾における検討-

ESTIMATION OF WORST-CLASS TROPICAL CYCLONE AND STORM SURGE, AND ITS RETURN PERIOD -CASE STUDY FOR ISE BAY-
著者 (5件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.1513-I.1518 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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気候変動に伴い,様々な影響が予測される中,沿岸部にとっても,海面上昇だけでなく,波浪特性の変化や台風特性などの変化が想定され,それらによる影響評価が重要な課題となってきている。本研究では伊勢湾台風を対象に,台風の将来変化が高潮災害に及ぼす影響を評価し,その再現期間を推定した。高潮発生要因である台風強度と経路を変化させて,伊勢湾台風ベースの最悪経路および台風強度増加による高潮偏差の算定を行った。さらに,確率台風モデルを用いて,最大クラス群の台風の再現期間を推定した。将来気候条件下において,伊勢湾台風が最悪経路を通った場合,名古屋港における最大高潮偏差は伊勢湾台風の経路により観測された高潮偏差より1.5m高く,その再現期間は約430年であることが示された。(著者抄録)
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
大規模擾乱,台風,大気重力波  ,  波浪,潮流  ,  自然災害 
引用文献 (9件):
  • 1) 吉野純,小林老輔,児島弘展,安田孝志 : 大気・海洋力学的手法に基づく伊勢湾の可能最大高潮・波浪の評価,土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 65, No. 2, pp. 396-400, 2009.
  • 2) 林祐太,安田誠宏,森信人,中條壮大,間瀬肇,気候変動に伴う可能最大高潮の不確実性の評価に関する研究,土木学会論文集B2(海岸工学), Vol. 68, No. 2, pp. 1231-1235, 2012.
  • 3) Kim, S. Y., Yasuda T. and Mase H. : Numerical analysis of effects of tidal variations on storm and waves, App. Oce. Res., Vol. 30, No. 4, pp. 311-322, 2007.
  • 4) 藤井健,光田寧 : 台風の確率モデルの作成とそれによる強風のシミュレイション,京都大学防災研究所年報,Vol. 29, No.B-1, PP. 229-239, 1986.
  • 5) Mitsuyasu, H. and Honda, T. : wind-induced growth of water waves, JFM, Vol. 123, pp. 425-442, 1982.
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