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J-GLOBAL ID：201502215606109054   整理番号：15A0303536

並列不足決定系による顔追跡・認識融合系の大規模化

著者 (3件)： 中岸久佳 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  岡裕希 (岡山大 大学院自然科学研究科) ,  尺長健 (岡山大 大学院自然科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D(Web)
巻： J97-D  号： 12  ページ： 1821-1830 (WEB ONLY)  発行年： 2014年12月01日 
JST資料番号： U0473A  ISSN： 1881-0225  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Oka and Shakunagaは,拡張固有顔と3次元疎固有テンプレート追跡を組み合わせることにより照明変動や形状変形を取り扱うことができる顔追跡・認識融合系を提案している。この方法では未知画像を登録画像の加重平均で表すための線形連立方程式(加重方程式)を解き,形状推定や人物識別処理を統一的に行っていたが,計算量の観点から登録人数を増加させるためには手法の改良が必要であった。本論文ではこの方法をベースとして,加重方程式を並列不足決定系で構成することにより識別性能を維持しつつ処理時間を短縮する解法を提案する。最後に,静止画像及び動画像を用いた実験により並列不足決定系の有効性を示す。(著者抄録)

シソーラス用語： *物体認識 ,  *顔 ,  *パターンマッチング ,  画像認識 ,  追跡 ,  平均値 ,  重みづけ
準シソーラス用語： テンプレートマッチング ,  加重平均 ,  画像追跡 ,  顔認識

分類 (2件)： パターン認識  (JE07000S) ,  人工知能  (JE08000Z)

引用文献 (15件)：

• Y. Oka and T. Shakunaga,“Sparse eigentracker augmented by associative mapping to 3D shape,”Proc. IEEE Conference on Automatic Face and Gesture Recognition, pp.649-656, 2011.
• Y. Oka and T. Shakunaga,“Real-time face tracking and recognition by sparse eigentracker augmented by associative mapping to 3D shape,”Image and Vision Computing Journal, vol.30, no.3, pp.147-158, 2012.
• M. Turk and A. Pentland,“Eigenfaces for recognition,”J. Cognitive Neuroscience, vol.3, no.1, pp.71-86, 1991.
• P.N. Belhumeur, J.P. Hespanha, and D.J. Kriegman, “Eigenfaces vs. fisherfaces: Recognition using class specific linear projection,”IEEE Trans. Pattern Anal. Mach. Intell., vol.19, no.7, pp.711-720, 1997.
• T. Shakunaga and K. Shigenari,“Decomposed eigenface for face recognition under various lighting conditions,”Proc. IEEE Conference on Computer Vision and Pattern Recognition, vol.1, pp.864-871, 2001.

タイトルに関連する用語 (4件)： 顔 ,  追跡 ,  融合 ,  大規模