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J-GLOBAL ID：201502215802927149   整理番号：15A1364202

過酷な施工環境で施工された表面被覆材の接着性

著者 (5件)： 熊谷慎祐 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  櫻庭浩樹 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  宮田敦士 (土木研) ,  佐々木厳 (土木研 先端材料資源研究セ) ,  西崎到 (土木研 先端材料資源研究セ)
資料名： コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集  (Proceedings of the Concrete Structure Scenarios, JSMS)
巻： 15  ページ： 23-28  発行年： 2015年10月16日 
JST資料番号： L6941A  ISSN： 1346-7492  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： コンクリート構造物の長寿命化を目的として,劣化因子の浸入を抑制する表面被覆工は,補修時や供用時の環境によっては,補修材とコンクリートの接着力が低下して,膨れや剥がれが生じることがある。本研究では,過酷な環境下で表面被覆材を施工した際の外観変化および接着性について検討している。その結果,高温湿潤環境での施工に起因して生じる表面被覆材の接着阻害層の形成,低温湿潤環境での施工に起因して生じる表面被覆材の硬化遅延が,膨れや接着性低下をもたらす要因であることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *コンクリート構造 ,  寿命延長 ,  *被覆材 ,  *補強工事 ,  *接着強さ ,  ブリスタリング ,  *凝固 ,  反応速度 ,  破壊モード ,  作業環境 ,  剥離 ,  表面性状 ,  *湿潤 ,  高温 ,  低温
準シソーラス用語： 膨れ

分類 (2件)： 用途・機能・工法面から見た建設材料  (RA06050K) ,  コンクリート構造  (RA04030A)

引用文献 (4件)：

• 熊谷慎祐,櫻庭浩樹,宮田敦士,佐々木厳,西崎到,表面被覆工および断面修復による補修を施したコンクリート構造物の再劣化,コンクリート構造物の補修,補強,アップグレード論文報告集,第14巻,pp.271-276,2014.10
• 小野聖久,酒井修平,藤田庫雄,高温多湿環境下におけるコンクリート被覆材の耐久性に関する研究,土木学会第62回年次学術講演会(平成19年9月),V-259,pp.517-518,2007.9
• 三浦勇雄,板谷俊郎,袴谷秀幸,発色紙によるコンクリートの湿度および含水率測定方法に関する研究-塗り床材の施工時期の判定方法-, 戸田建設技術研究報告,第33号,pp.11-1~11-6,2007
• 室井宗一,石村秀一,入門エポキシ樹脂,高分子刊行会,p.79,2002.4

タイトルに関連する用語 (4件)： 施工 ,  環境 ,  被覆材 ,  接着性