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J-GLOBAL ID：201502215854240257   整理番号：15A1258727

東日本大震災後の災害危険区域の指定に関する研究

A Study on Designation Disaster Hazard Areas after the Great East Japan Earthquake

著者 (2件)： 松本英里 (野村不動産) ,  姥浦道生 (東北大 大学院工学研究科)
資料名： 都市計画論文集(CD-ROM)  (Journal of the City Planning Institute of Japan (CD-ROM))
巻： 50  号： 2-3  ページ： ROMBUNNO.VOL.50NO.3,145  発行年： 2015年10月25日 
JST資料番号： G0606B  ISSN： 1348-284X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究では,東日本大震災の被災地において指定されている災害危険区域制度の運用実態を比較,分析すると共に,危険区域の指定が市街地形成に与えた影響と土地利用上の課題を地区レベルで明らかにすることで,今後の全国で起こり得る大災害後の土地利用コントロール手法に対し,示唆を与えることを目的とした。文献調査および東日本大震災において危険区域を設定した25自治体に対するヒアリング調査によって,危険区域の指定状況を把握した。次に各自治体へのアンケート調査を行い,それぞれの指定経緯を明らかにした。最後に現地調査と航空写真およびGISによる分析,住民へのヒアリング調査により低平地の土地利用実態を明らかにした。災害危険区域の指定を行う際には,単に被災者の意向のみならず,指定後の土地利用・空間形成に対する影響が生じることも考慮し,それぞれの地域性を踏まえて慎重に指定する必要がある。

シソーラス用語： *震災 ,  リスク ,  *危険区域 ,  *土地利用 ,  文献調査 ,  自治体 ,  アンケート ,  現地調査 ,  空中写真 ,  地理情報システム ,  住民 ,  土地 ,  平野 ,  *津波 ,  損害 ,  法規制
準シソーラス用語： ヒアリング調査 ,  *危険地域 ,  災害リスク ,  津波災害 ,  低平地 ,  *土地利用規制 ,  東日本大震災 ,  被災地

分類 (3件)： 土地利用一般,地域制  (RD02010Z) ,  都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  自然災害  (RA02030M)

タイトルに関連する用語 (2件)： 東日本大震災 ,  研究