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J-GLOBAL ID：201502215914130120   整理番号：15A1384089

溶融状態のポリ(3-ドデシルチオフェン)を用いた素子のインピーダンス特性に関する検討

Study on the impedance characteristics of devices using molten poly(3-dodecylthiophene)

著者 (2件)： 小林智哉 (兵庫県大 大学院工学研究科) ,  多田和也 (兵庫県大 大学院工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 265(OME2015 50-59)  ページ： 21-24  発行年： 2015年10月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 加工成型性という面から溶媒に対して可溶な導電性高分子が注目を集めている。このような導電性高分子の多くは,比較的低温で溶融することが知られている。ポリ(3-ドデシルチオフェン)(PAT12)もこれらの性質を有する導電性高分子の1つである。これまでに,PAT12をITO電極と真空蒸着したAu電極で挟んだ構造の素子が,同じ室温でもPAT12を溶融状態とした後では素子の電気抵抗が大きく増加するということが見出されている。そこで本報告では,素子の電気抵抗の増加の原因及び交流による測定から素子の特性について検討を試みた。(著者抄録)

シソーラス用語： *導電性高分子 ,  融解 ,  *電気特性 ,  インピーダンス ,  成形性 ,  溶媒 ,  電気抵抗 ,  電気測定
準シソーラス用語： *導電性高分子物質 ,  溶融 ,  *インピーダンス特性 ,  成形加工性

分類 (2件)： 高分子固体の物理的性質  (CG02024U) ,  電磁気的量の計測一般  (AD07010R)

物質索引 (1件)： 3-デシルチオフェン

引用文献 (4件)：

• 小林智哉,多田和也"溶融状態の導電性高分子を用いた素子の電気的特性に関する検討"平成26年電気関係学会関西連合大会講演論文集 pp.202-203.
• 吉野勝美,小野田光宣"高分子エレクトロニクス"コロナ社(1996)pp.78-81.
• 児玉充弘,多田和也"溶融状態の導電性高分子を用いた2端子素子の試作と評価"電子情報通信学会論文誌 Oct 2013, Vol.J96-C, No.10, pp.284-289.
• S. Scheinert, G. Paasch, M. Schrödner, H.-K. Roth, S. Sensfuß and Th. Doll "Subthreshold characteristics of field effect transistors based on poly(3-dodecylthiophene) and an organic insulator" J. Appl. Phys., July 2002, Vol.92, No.1, pp.330-337.

タイトルに関連する用語 (3件)： 溶融状態 ,  3-ドデシルチオフェン ,  インピーダンス特性