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J-GLOBAL ID:201502216001193590   整理番号:15A1140335

噴霧熱分解法により形成したIn2S3:Sn膜の光学的特性及び電気的特性の研究

Study of Optical and Electrical Properties of In2S3:Sn Films Deposited by Spray Pyrolysis
著者 (7件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 2536-2543  発行年: 2015年07月 
JST資料番号: D0277B  ISSN: 0361-5235  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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キャリアガスとして圧縮空気を用いた化学噴霧熱分解法により錫をドープしたIn<sub>2</sub>S<sub>3</sub>膜を成膜した。スズはSnCl<sub>4</sub>を用いた溶液中に取り込んだ。膜の構造的及び光学的特性は,X線回折(XRD),吸収,ラマン及びフォトルミネセンス分光法によって調べた。表面形態を探索するために電界放射型走査電子顕微鏡(FESEM)及びエネルギー分散X線分光法を使用した。In2S3薄膜の特性は,Snドーピングの影響を受けていた。XRDの研究では,堆積した膜は,立方晶構造を示す自然の中では多結晶であり,(111)面方位に優先配向することを明らかにした。FESEM観察では,膜の表面形態は欠陥フリーであった。ラマンの研究では,In<sub>2</sub>S<sub>3</sub>相に関連する別のピークが観察され,In-Sn及びSn-Sのいかなる第二相は観察されなかった。In<sub>2</sub>S<sub>3</sub>:Sn膜は,可視及び赤外線領域では60から85%の透明度を示した。光学的バンドギャップは,直接遷移に対して2.71から2.58eVの範囲で変化することが分かった。室温フォトルミネッセンス(PL)の研究では,529nm(バンドA)及び725nmの(バンドB)を中心とする2つのPLバンドを明らかにした。これらの結果から,低コストの太陽電池での透光性の窓として使用できる材料であると結論付けた。周囲温度でのコンダクタンス及びキャパシタンスの特性調査もまた行った。そして太陽光発電用途のための興味深い物性を得た。Copyright 2015 The Minerals, Metals & Materials Society Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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粉末製造  ,  半導体薄膜  ,  太陽電池 
タイトルに関連する用語 (5件):
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