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J-GLOBAL ID:201502216004857863   整理番号:15A0785609

日本南方海域を通過する台風の最大風速半径の推定手法

MAXIMUM WIND SPEED RADIUS OF TYPHOON PASSING THROUGH JAPANESE SOUTHERN OCEAN BASIN
著者 (2件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: 1-6 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0288A  ISSN: 2185-4688  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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最大風速半径は高潮解析における重要なパラメータの一つである.本研究では,最大風速半径の推定手法をレビューするとともに,新たな手法を提案した.中心気圧や最大風速を使用する従来の手法は,最大風速半径の平均的な傾向を表すが,ばらつきが大きく,高潮を過大・過小推定する可能性が高い.沖縄や鹿児島の島々には10ヶ所もの気象観測所が存在し,陸地の影響をあまり受けていない台風時の気象データを入手できる.本研究では,観測所データとベストトラックデータを分析することで,暴風域半径が最大風速半径の推定に有効であることを示した.暴風域半径を用いる方法は,推定誤差が小さく,より信頼性の高い高潮解析が期待できる.本手法は,日本の他,中国や台湾,フィリピンなど日本南方海域で発生する規模の大きな高潮の予測に特に有効である.(著者抄録)
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分類 (1件):
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自然災害 
引用文献 (26件):
  • 1) Jordan, C. L. : Marked changes in the characteristics of the eye of intense typhoons between the deepening and filling stages, Journal of Meteorology, Vol. 18, pp. 779-789, 1961.
  • 2) 藤井健:2004年に上陸した台風の気圧分布の特性について,日本自然災害科学,Vol. 25, No. 3, pp. 317-328, 2006.
  • 3) Jelesnianski, C. P. : SPLASH (special program to list amplitudes of surges from hurricanes) I. Landfall storms. NOAA technical memorandum NWS TDL-46. National Weather Service Systems Development Office, Silver Spring, Maryland, 56pp, 1972.
  • 4) Irish, J. L., Resio, D. T. and Ratcliff, J. J. : The influence of storm size on hurricane surge, J. Phys. Oceanogr., Vol. 38, pp. 2003-2013, 2008.
  • 5) Esteban, M., Takagi, H. and Shibayama, T. : Handbook of Coastal Disaster Mitigation for Engineers and Planners, 1st Edition, ISBN: 9780128010600, 2015.
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