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J-GLOBAL ID:201502216015416273   整理番号:15A1311528

うねりによる高波の発生確率とその地域特性に関する考察

CONSIDERATION FOR PROBABILITY OF EXTREME SWELL OCCURRENCES AND CHARACTERISTICS OF THEIR REGIONAL DISTRIBUTION
著者 (4件):
資料名:
巻: 71  号:ページ: I.85-I.90 (J-STAGE)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U0396A  ISSN: 1883-8944  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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近年では,設計沖波に比べ沖での波高は小さいものの,より長い周期を有する作用波による港湾・海岸構造物の被災事例が散見される.そこで本研究では,我が国沿岸で観測された波浪台帳を風波とうねりに分離するとともに,できるだけ長期間の極大値資料を用いて従来の高波に加え,風波,うねりに対する極値分布及び50年確率沖波を推定し,これらの地域特性を考察した.さらに,代表海域での波浪変形計算を行い,防波堤への作用波の違いを検討した. これらの結果,日本海側で稀に出現するうねりは高波となり易いことや,日本海側では風波,太平洋側ではうねりの来襲時に最高波高比が1.8を上回る高波が継続し易いこと,及び太平洋側で出現するうねりの50年確率沖波は,従来の設計よりも大きな最高波高を施設に作用させる場合があること等が判明した.(著者抄録)
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分類 (2件):
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海岸工学  ,  波浪,潮流 
引用文献 (6件):
  • 1) 平山克也,加島寛章 : うねり性波浪による越波災害の発生過程の推定とその対策,港空研資料,No. 1270, 41p, 2013.
  • 2) 平山克也,永井栄,渡邉孝,高山知司,仲井圭二,石本健治 : 日本海沿岸での偶発波浪の設定に関する考察,土木学会論文集B2(海岸工学),Vol. 69, No. 2, pp. I_86-I_90, 2013.
  • 3) 関本恒浩,花山格章,片山裕之,清水琢三 : 設計波周期の設定法の提案,海岸工学論文集,第46巻,pp. 256-260, 1999.
  • 4) 例えば,川口浩二,猪股勉,関克己,藤木俊 : 全国港湾海洋波浪観測年報(NOWPHAS 2012),港空研資料,No. 1282, 125p, 2014.
  • 5) Goda, Y., Konagaya, O., Takeshita, N., Hitomi, H. and Nagai, T. : Population distribution of extreme wave heights estimated through regional analysis, Coastal Engineering 2000 (Proc. 27th Int. Conf., Sydney), ASCE, pp. 1078-1091, 2000.
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