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J-GLOBAL ID:201502216030450941   整理番号:15A1134128

ビーチロックセメント中炭酸塩分析のためのX線に基づく多重分析的顕微分光法

A multianalytical X-ray based micro-spectroscopic approach for the analysis of carbonates in beachrock cements
著者 (7件):
資料名:
巻:号: 20  ページ: 8865-8876  発行年: 2015年10月21日 
JST資料番号: W2324A  ISSN: 1759-9660  CODEN: AMNECT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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異常に温暖な地域のビーチロック形成が起きる環境的生物物理化学的条件を決めるのに,CaCO3セメントの分子的マイクロキャラクタリゼーションとMg含有量の推定は極めて重要である。この目的のため,X線技術(マイクロエネルギー分散蛍光X線分析(μ-EDXRF),走査電子顕微鏡-エネルギー分散X線分光法(SEM-EDX)及びX線回折(XRD))に基づく岩石学的研究及び多重分析的顕微分光法をビーチロックに最初に適用した。このような装置は,同定した主な準安定CaCO3セメントの顕微鏡的検査のために完全な適合をもたらす。セメント世代1(CG1)(総炭酸塩の5-10%)は高マグネシウム方解石(HMC)(Ca(Mg)CO3)のミクロンサイズ菱面体晶系結晶の15-20μm厚さの層を構成する(7.4-12.8%mol MgCO3)。鉱物学及びこのセメント中に見いだされた痕跡元素(Si,Al,Na,P,S,Cl,K及び滅多にないFe)は,ビーチロック形成の初期段階での微生物学的過程により支援された有機無機化活性を示唆する。都市下水処理場の落ち口から導かれた沿岸堆積物中に堆積した有機物の微生物的分解ともこれは符合する.セメント世代2(CG2)は炭酸塩セメントの70-85%を占め,CG1から孔隙へ垂直に成長する斜方晶系アラゴナイト(CaCO3)の等厚で60-120μmの厚い純粋な繊維状/針状結晶である。結果は,有機無機化活性により促進される孔-水化学の初期飽和による海洋通気帯及び地下水環境でのセメント沈殿を支持する。追利用した多重分析法が,炭酸塩セメントの元素的,分子的及び構造的ミクロ層位学的キャラクタリゼーションに対する解決手段であることが証明された。Copyright 2015 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST
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分類 (2件):
分類
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無機物質の物理分析一般  ,  岩石学一般 

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