抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
深海熱水噴出孔に設置した深海熱水燃料電池による深海熱水発電事業に関して次の項目に分類してまとめた。1)深海発電の背景と意義,2)深海熱水発電の原理,3)深海熱水噴出孔の周辺海水と熱水の酸化還元電位,4)サイクリックボルタンメトリー解析,5)深海熱水燃料電池のポテンシャル,6)イリジウムと白金の熱水燃料電池の電極素材,7)電極の素材や構造を工夫することで発電効率や費用対効果の向上などの実用化に向けての課題。深海燃料電池の利点は構造が単純であることがあげられ,300°C,100気圧を超えるような高温高圧下,さらには硫化水素に富むような過酷な環境に設置するには有利な特徴である。複数の技術を利用してより大きな電力を得られる期待できる。