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J-GLOBAL ID：201502216119324800   整理番号：15A1311469

非砕波遡上域における平衡勾配と漂砂量に関する実験的研究

LABORATORY STUDY ON EQUILIBRIUM SLOPE AND SEDIMENT TRANSPORT IN SWASH ZONE BY NONBREAKING WAVES

著者 (6件)： 村上翔汰 (株式会社東光コンサルタンツ) ,  水口優 (中央大学) ,  金子祐 (中央大学大学院 都市環境学科専攻) ,  小柳雄揮 (中央大学大学院 都市環境学科専攻) ,  仲澤祐士 (株式会社西松建設) ,  野本聖 (東京都下水道局)
資料名： 土木学会論文集 B2(海岸工学)(Web)  (海岸工学論文集(Web))
巻： 71  号： 2  ページ： I.535-I.540 (J-STAGE)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0396A  ISSN： 1883-8944  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 現地海浜の遡上域において,直線的な平衡地形である平衡勾配が存在することが知られている.また,最近の研究では高波浪時において,長周期の波が海浜変形に対し優位に働くことが知られている.そこで,本研究では吸収制御機能付き造波機を有する断面水槽を用いて,高反射率である長周期の規則波を用いて移動床実験を行うことで,平衡勾配の存在の確認及び勾配の値に関する検討を行った.既往の研究では遡上域の平衡勾配の値は,波形勾配と粒径・波高比で決定されることを示している.本研究でも同様に両者で決定されることがわかったが,従来の傾向とは逆を示した.波形勾配は非砕波遡上による浮遊砂の有無により,粒径・波高比は限界掃流力が無視できないため,従来とは逆の傾向を示したのではないかと考えられる.最後に,得られたデータを基に,非砕波遡上域における平衡勾配の経験式を示した.(著者抄録)

シソーラス用語： 海浜 ,  *幾何学量 ,  長波【流体波】 ,  流送土砂 ,  掃流力 ,  *遡上 ,  *範囲 ,  *砕波 ,  *勾配 ,  *平衡 ,  地形 ,  造波装置 ,  制御 ,  吸収 ,  反射波 ,  水槽 ,  断面 ,  実験 ,  移動床 ,  波形
準シソーラス用語： 移動床実験 ,  吸収制御機能付き造波機 ,  限界掃流力 ,  高波浪 ,  断面水槽 ,  波形勾配 ,  *非砕波遡上域 ,  *漂砂量 ,  *平衡勾配 ,  平衡地形

分類 (2件)： 海岸工学  (RC13000X) ,  沿岸海洋物理学  (DC06060N)

タイトルに関連する用語 (6件)： 砕波 ,  遡上 ,  平衡 ,  勾配 ,  漂砂量 ,  実験的研究