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J-GLOBAL ID：201502216194099277   整理番号：15A0919310

放射性物質の回収とリン酸塩ガラス異常現象を利用した長期安定的固定化

Recovery of radioactive substances and long-term stable immobilization using phosphate glass anomaly

著者 (3件)： 大倉利典 (工学院大 工) ,  吉田直哉 (工学院大 工) ,  渡辺俊也 (東大 先端科学技術研究セ)
資料名： 工学院大学総合研究所年報  (Annual Report. Research Institute of Science and Technology, Kogakuin University)
号： 22  ページ： 20-27  発行年： 2015年07月 
JST資料番号： L2538A  ISSN： 1341-5786  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災により飛散した放射性原子の内,ヨウ素,セシウム,及びストロンチウム三種の放射性物質をターゲットとして,マグネシウム化合物で吸着・回収し,リン酸塩ガラスを用いた長期安定的なガラスとして最終処理する一連のプロセスを開発した。ヨウ素に関しては,酸化マグネシウムにより,セシウム及びストロンチウムに関しては,酸化マグネシウムとともにリン酸によるpH調整を行うことにより,十分な回収性能を示すことが示唆された。回収後の固化ガラスに関し,セシウム及びストロンチウム固化ガラスでは,仕込み量に応じてガラス中に保持された。

シソーラス用語： *放射性物質 ,  *ヨウ素 ,  *セシウム ,  *ストロンチウム ,  マグネシウム化合物 ,  *吸着 ,  *回収 ,  リン酸塩ガラス ,  *ガラス固化 ,  酸化マグネシウム ,  リン酸 ,  調整 ,  *安定性
準シソーラス用語： pH調整 ,  *長期安定性

分類 (1件)： 線量計測・計測器  (AD08050Q)

タイトルに関連する用語 (5件)： 放射性物質 ,  リン酸塩ガラス ,  現象 ,  長期安定 ,  固定化